中学受験の喜び・・・
それはもちろん志望校に合格した瞬間である。
親も子も飛び上がって喜ぶ。
高校受験ではない。
大学受験でもない。
コレらは親の関与しようが無い大人の受験だ。
小学校受験は子供が小さ過ぎる。
その点、中学受験は親と子が二人三脚で突き進む共同作業だ。
合格が決まり、様々な手続きが完了。
暫くすると制服も届く。
新しい中学の制服を着る我が子。
桜の花が咲き乱れる季節。
親子は中学の入学式に行く。
長く辛かった日々が終わり、
志望校の桜の木の下で記念撮影。
満面の笑顔。
我が子はいつの間にこんなに大きくなったのか?
中学の制服が眩しく輝く。
合格した瞬間とは違うジンワリとした喜びに満たされる。
ふと気付くと親の頬はぬれている。
子を持った親としての束の間の喜びに浸ろう。
それは桜の散るまでのほんの僅かな喜びに過ぎないだろう。
新しい困難にまた次々と悩ませられるだろう。
でも希望を託して進んで行こう。
きっと、きっと、再び束の間の喜びが得られる事を信じて。
終わり
余談:娘の入学式・・・嵐だった・・・(ノ△T)