「脂肪肝と医師の叫び(苦笑)」
母がテレビで脂肪肝についてやっていたと話して来た。
私は見ていないので、あくまでも母が話した事をベースに書く。
その人物は、
血液検査ではギリギリで、自分では大丈夫だと思っていたら、
脂肪肝と診断されて焦り、ウォーキングでは全然ダメだと言われて、
何やら体操?をして何とか健康体に戻れたと言う話だった。
よくよく調べたらヤバい物を沢山食べていた、とも。
私の場合とはケースが全く違うが、
途中から同じ話にはなる。
5年ちょと前に不摂生が原因でブッ倒れた挙げ句に、
末期ガンと脳梗塞の疑いをかけられたのだが、
その全身検査の過程で超音波検査をした。
その時、私の肝臓を調べていた医師が声を上げた。
「うわーっ!!」と。
続いて「ああーこれは凄い。見事な脂肪肝ですっ!!」と、
褒めてんだか貶してるんだか分からない言い方をした。(笑)
結果的にその後、末期ガンも脳梗塞もかわせたが、
血液検査の数値が異常なのは変わらないため、
運動をしなさいと言われたのだが。
胸を張って堂々と「ウォーキングをしています!!」と言った途端、
「あ、ウォーキングはダメです。ウォーキングはダメですからね!!」と、
二度ダメ出しを食らった。
元々健康な人がその健康を維持するためならウォーキングは何ら問題ない。
むしろ凄くいい。
だが、既に生活習慣病になっていたら、
ウォーキング程度の運動では全然ダメだし、
痩せないし、危険だ。
テレビの患者が何をしたのかは分からないが、
私の場合は、医療ダイエットと言う名の断食を命じられて、
10kg痩せた段階で筋トレを指示されて、
さらに10kg、合計20kgの減量に成功し、
ようやく脂肪肝、糖尿病他、ありとあらゆる生活習慣病を回避出来た経緯がある。
その後、マラソン再開、登山再開と進んだのは何度も書いている事でもある。
脂肪肝を含めたこの種の生活習慣病は、
超高度なトレーニングをしない限り、
なかなか改善などしない。
長期間食い続けて来た結果がそれなので、
よっぽどの事をしない限り無理だ。
私の場合、それが医療ダイエット、筋トレ(ビリーズブートキャンプ)、
マラソン、富士山登頂となった訳だ。
しかも恐いのはこれで終わりではない、と言う事になる。
つまりダイエットや食生活の見直し、運動。
これは常に連動していない限り、
どんな健康体であってもアッと言う間に元の木阿弥になる冷徹な現実。
非常に厳しい世界だと思っている。
だが、これは習慣の問題でもある。
酒を飲み続け、大食いを続けて、
それでいて健康体でいるのは不可能なのだが。
この当たり前の真実が分からない、
もしくは無視している、あるいは見ないようにしている者は凄く多い。
そりゃ脂肪肝にも糖尿病にも血管障害にもなるよな、と思うが、
どの口が言っている?とも思う。(大苦笑)
























