六本木あたりに昔からの友人が観光に来ていて、昼過ぎから会おうということで
久しぶりに六本木あたりまで出かけて行きました。
ミッドタウンに入るのも初めてだったのですが、満開の桜通りを抜け、
僕としてはあまり品がいいとは思わない金をあしらった建物の外観を見ながら、吹き抜けのホールを一周しました。
見てるだけ・・・という感んじ。
こうした都心のど真ん中で買い物を普通にできる人は、金銭感覚に麻痺した人か、
かなりの資産を蓄えた人々なんだろうなと思いました。
たまに来て見るのも良いかもしれませんが、僕には用のない場所だなというのが感想です。
髪をバシッと整髪し、高級そうなワイシャツとジャケット、革靴に身を纏った30代前後の会社員風の2人連れが
僕の前をエスカレーターを登って行きます。
彼らのように毎日身だしなみに気を使うことは僕にはできませんが、
もう少し、しっかりした身だしなみを心がけようと、少し反省をしました。
ブルーボトルカフェという喫茶店に入ってみたのですが、70−80%は外国人客です。
ドリップコーヒーをオープンカウンターで10台くらいボトルを並べてスタッフが客から見えるように作っています。
最近ではこうしたスタイルの喫茶店が多くなったのでしょうか。
海外で勤務していたせいもあって、都心から大分長いこと離れていたせいか、
新しく感じるスタイルのお店が多くて、色々と街が変化しているのだなぁと自分に時代遅れ感を感じました。
新国立美術館の入り口まで行ってみたのですが、
入り口の傘置き場の円盤型の庇、なんとなく陳腐に感じてしまうのは私だけでしょうか?
大御所の建築家といえども、新しいスタイルを試そうとすると失敗のリスクは大きいものですね。
自分のスタイルを磨き上げて、それで勝負する。
特に失敗の許されないプロジェクトに臨む時にはそうするべきかもしれません。