地元の茶道会の茶会で、我々のグループが席を持たなくてはならなくなってしまいました。
月イチで行っている勉強会では、茶会で使う道具で稽古をやってみました。
茶会は5月なので、早くも風炉での稽古です。

棚は常真棚。
織田信長の次男、織田信雄が好んで使ったため、信雄の法号をつけて常真棚と呼ぶと習いました。
織田信雄は、織田信長の子として生まれましたが、波乱万丈の戦国の世を生き抜き、晩年は上州小幡を領国とし、そこに大名庭園を築きました。
やっと辿り着いた先の小国ではありますが、織田氏の矜持を感じさせる立派な庭園です。
楽山園は、論語の智者は水を楽しみ、仁者は山を楽しむからとっています。
論語はさらに、仁者は寿(いのちながし)と言っています。
楽山園作庭記によると、我々が学んでいる茶道の流派の、初代家元が作ったとされています。
マイナーな流派ですが、地元に縁のあるところがあったのです。
そんなことを道具で表現したくて、選んでみました。

盛んでいのちながし。
現代でも理想とする生き方ですね。
十二代家元の筆です。
信雄は、若い頃伊賀攻めで苦労しています。
花入は、伊賀の耳付にしてみました。
5月の頃には、どんな花がこれにあうのでしょうか?