笑えない冗談を言いながら携帯電話の写メで覗いている気配のする窓に近付けてシャッターを押した。カシャッ!フラッシュとやたらと大きな音が真っ暗闇の車内に響いた!彼女が何か写った?って言うので恐る恐る今取れた画像を見ると。
ぎゃーっと声が出てしまいそうな画像だが彼女がパニックになってしまうのは明白。ぐっと堪えて大丈夫何も写って無いよ。って言うと、どんなん?見せて?って言って来た。彼女も何か写ったに違い無いと思ったらしい。
後で見せてあげるから、黙ってろ。
私のいつもより少しきつめの言葉に素直に分かった。って言った。
このこの間のやり取りは多分1、2分の出来事だと思う。
すると月明かりで照らされた車内の何の影なのかは分からなかったが影が動いた。
すると足音がジャリ、ジャリ、ジャリっと林道の奥にゆっくりと消えて行った。
その瞬間車を慎重に旋回させた。後ろ側に成っているキリン草の生えている所は少しぬかるんで居る感じで有るためこんな所で立ち往生はヤバすぎる。
しかも旋回中は前に古びた木で出来たベンチと大きな看板が立っているので旋回するのがかなり困難で何回もハンドルを切らないと行けない。早くしないと婆さんが帰って来てしまう。
焦りながらも車を落とさない様に慎重に旋回させやっとの思いで走らせ元来た道をゆっくり20キロ位のスピードも出てるかどうかでガタガタ走って居ると、前方に少し緩い右カーブが有り其処になんと、婆さんが立っていた。
勿論外灯ひとつ無い真っ暗闇の林の中。
あり得ない!しかし、もしほんとの人間ならひく訳には行かない、かと言って車一台分程の幅のこの道をバックで帰る事も出来ず、婆さんの方に近づいて行くと、カーブの一番入り口の彼女が座る助手席側に立っている。(/´△`\)
ヘッドライトに照らし出された婆さんは私が昨日見た人で有る。間違いない。
私は婆さんよりも車を側道に落とさない事が必死で何とか車を止めたく無く、ゆっくり通り過ぎる時に、初めてその婆さんの顔を見た。
彼女は顔の横30㎝位で見たその顔は真っ白い肌で赤いチャンチャンコを羽織、顔は丁度キツネのお面の様な感じでとても人間とは思えない顔立ち。目は斜め45度位の角度で口は口角がつり上がりあたかも笑っている様な感じの顔に見える。
これが人間なら何かの病気かケガで顔が変形しているとしか思えない顔立ち。
彼女は気でも狂ったかのいの様に泣き叫んでいる。が、焦って運転して側道に落とさない様に緩やかなカーブを曲がるが、婆さんは微動だにしない。
しかもこちらも見ない。殆ど人が歩く位のスピードで婆さんの横を通過した後、逃げる様に帰った。
後ろをバックミラーで確認したが真っ暗闇で何も見えない。
少しでも遠くに放れようとガタガタ道を自転車位のスピードで車道に出る所迄急いだ!
彼女はあんなの初めて見た!初めて見たお化けがあんなにハッキリ見える何て!
と言って泣きじゃくってました。
車道にやっとの思いでたどり着き多分距離にすれば500m位しか無いと思いますが、とてつもなく長い時間走った様に思いました。
車道に出た私達はアクセルを踏み込み逃げる様に走って居ました。
10分位走ってジュースの自動販売機が有ったので停車してジュースを買って良く考えると、あの場所からここまでの間、家が全く無い事に気付いた。
その事を話すと彼女はゾンビに決まってるやろ!と、お怒りの様子。
初めて少し笑ってしまった。
すこ少し落ち着きを取り戻し彼女がさっきの写メ見せて。と言った。
正直少し迷い本当に見せても大丈夫か?
と聞くとあれ以上怖い事は何も無い!
まぁそうだわな!あんなに怖い体験した話聞いた事も無い!分かったよ。
じゃあと写メを見せると車の後の窓から車の中を覗き込んでいる人影が見事に写って居る。
ゾンビやん!やっぱりゾンビやん!と彼女は興奮している。
確かにゾンビにも見えるが私には戦争か何かで焼けただれた男の人に見える。
両手をガラスに付けて明らかに中を覗き込んでいる人影は半分骸骨の様な感じの顔で目は両方あり鼻が穴が開いているだけで口は閉じているが歯が見えている。
これ心霊写真で出して見ようか?って私が言うと呪われるからやめときって言うのでマジマジと30分位見た後で削除した。
その後、何日か過ぎ、こないだのゾンビポイントの奥には一体何が有るのか?
あの老婆は一体処に行ってるのか?って話になり彼女ともう一度昼間に行ってみようか?とい言うと昼間なら大丈夫。行ってみよう。と言う事になりもう一度あの場所の奥に行く事に成った。
ひょっとしたらあの老婆家があの奥に有るのかも知れないし、どうしても信じられない。
本当に実在する人間なのでは無いのか?
その後、昼間にあの場所に行ってみると、私達がと停めてた場所から奥はどんどん道が悪くなり、少し登り坂になっており、雨水が大量に流れたと思われ、道の真ん中がたタイヤが落ちたら車がひっくり返りそうに成るくらいえぐれている。しかもどんどんエグレが大きく深くなる。
ヤバいなぁ~!これ以上奥に行ったら戻れないかも知れない。しかしこの坂道でタイヤよりも深い溝の悪道をバックで帰る事も出来ず、ドキドキしながらゆっくり奥に行った。
すると左側にため池が見えてきた。
そこの前に丁度車が旋回出来る位のスペースが有った。
よしここで停めて歩いて行ってみよう。車を停めて歩いて行って見た!しかしこんな道を夜中の2時頃老婆が一人で歩いている何て考えられない。歩ける訳がない。
やっぱりゾンビなのか?人間とは思えない。
池の水は、澄んでいて結構綺麗な水で有る。
ハイキングコースでは有るが、整備も何もされておらず、日曜日にも関わらずハイキングしている人も誰も居ない。
と言うか夜中に電気も持たずに歩ける所では絶対に無い!しかも老婆一人で!
この時は、これでその場を後にした。
がその後とんでもない事が起こった...
これはノンフィクションであり実際に私が体験した実話です。
彼女には誰にも信じて貰えないから言わない方が良いと言ったが友達に言ったらしい。
私もこのサイトで話すのが初めてです。
続きは又の機会に。
