2024.01.14
長野県北アルプスの爺ヶ岳東尾根に
行って来ました
爺ヶ岳東尾根は冬季限定の
バリエーションルートです
尾根の末端から登るので
中々タフなルートなんです
当初の予定は
土日の1泊2日テント泊で
登る予定だったんですが…
土曜日の天気が悪く、
大雪警報は出てるし
強風予報だったので
土曜日の入山は諦めました
でも、日曜日の天気はいい予報
それなら、1泊ではなく
日帰りで行っちゃおう〜って
計画に変更しました
雪の状態がいい時に健脚な人なら
日帰りで行ってるようです
今回心配なのは
土曜日の降雪…
当然、雪は締まってないので
登るのは大変なんだろうなぁ～
AM3時、登山口に到着
駐車スペースに新雪が積もっていて
車が入れない…
除雪してから
駐車しました〜
日帰りになったので
仮眠することなく3時半登山開始
え〜、一睡もしてませんが何か
当然、真っ暗の中
登って行きます
前日までのトレースは無くなってると
思ってたけど
何と私達より早くにスタートしてる
1パーティーが既に入山してました
そのおかげで、
既にトレースはあります
但し、スノーシューのようで
トレース通りに登っても
踏み抜く踏み抜く…
しかも、
スタート直後から尾根に上がるまでが
急登で核心らしい
真っ暗だったので
周りの様子は全く分からないけど
結構な急登だったのは間違いない
この時点でかなり疲れた…
この時間ならではの
素晴らしい景色
風が無いのは有り難いけど
気温が−10度なので
止まってると寒い…
しばらく登ってるとご来光
何度見てもいいですね〜
赤く染まる急登
スノーシューの踏み跡は有るので
道しるべは有るけど…
踏抜きまくりで
かなり疲れたので
ワカンを装着しました〜
もっと早く着けたら良かった
7時15分
ジャンクションピークに到着
右手に鹿島槍ヶ岳
左手に目指す爺ヶ岳
めちゃくちゃ綺麗
もうここでいいや～って思ってしまう
だって、
爺ヶ岳がまだまだ遠いんだから…
周りの山々がめちゃくちゃクリアに
見えていました
山の名前は分からないけど…
富士山もくっきり
雪が付いてるのまで見えました〜
鹿島槍ヶ岳と爺ヶ岳をバックに
撮って貰いました
気持ち的には満足なんだけど
まだ時間が有るので
先に進むことに
何度も止まって景色を見てしまう
決して休憩をしてるわけではない…
9時、テント泊予定に到着
本当クリアに見えてるなぁ〜
今回は日帰りにしたけど
ここにテントを張って
風景を見ながら飲みたい
左を見ると槍ヶ岳
去年歩いた北鎌尾根が見えてる〜
写真では分かりにくいけど…
これはテンション上がりましたね
振り返ると気持ち悪い位、
里山までハッキリと見えてます
まだまだ遠い爺ヶ岳…
青空と雪
ホントに美しい〜
もう鼻血ブーですよ〜
時間的に登頂は無理な感じに…
でも、タイムリミットまで
進むことにしました
見えてるピークが
今回の山頂になるかなぁ〜
ここからは傾斜が増すので
ピッケルを出すべきでしたが…
ストックで登っちゃった〜
万一滑った時には
ストックでは止められないよね…
今回の山頂が見えてきた〜
11時20分
今回の山頂に到着
爺ヶ岳、まだまだ遠い…
こんなに素晴らしい天候なのに
残念だけど
必殺技の撤退です…
時間切れなんでね…
槍ヶ岳からの穂高連峰まで見えている
ずっと見てたい景色だけど…
タイムリミットなので
下山します
傾斜が有るので
ワカンを外して
ピッケルとアイゼンで
下ります
やっぱり、下りは早いね〜
ホント、いい条件
山頂直後の稜線は
かなりの風量の様子
早く降りてて良かった〜
丼飯3杯はいけるなぁ〜
この景色を見に来るだけでも
価値ありだと思います
厳冬期の北アルプスとは
思えない天候に感謝
核心の急登を下れば
登山口なんですが
かなり気を使いました…
上りでは気付かなかった標識
真っ暗だったからね～
今回の移動データー
標高差、活動距離から考えて
日帰りでも行けるっと思ったけど
雪がまだ締まっておらず…
思ったよりも時間が掛かってしまいました…
時間切れで撤退する事になったけど
素晴らしい景色が見れたので
十分満足です
何処が頑張り所か分かったので
次回はテント泊で再挑戦したいと思います
さぁ～次はどの山だぁ～
あしまい