常念岳 東尾根
冬季バリエーションルート
テント泊 最終日
っと言っても、二日目ですが…
一日目の日記はこちらから
朝4時に出発するつもりで起きるも
やはり風が強い…
暗いわ、風が強いわでは
私は歩ける気がしないので
明るくなった6時に出発する事に
でも、この日の内に下山します
っとなると、時間の余裕がない…
山頂に着かなくても
9時には引き返そうと
タイムリミットを3時間と
設定し登山開始
樹林帯の中に張ったテントから
直ぐに森林限界を超えます
やはり、風が強い…
風は強いけど
素晴らしい天気
見えてるピークは残念ながら
目指す常念岳ではないんです…
しかし、風が強い
自然の造形美
しかし、美しい～
テンションは上がるんですが
前日の疲れが残ってて
既にしんどい…
苦手なトラバースも
慎重に歩きました
風は相変わらず強い
3年前、間違って常念岳に
登った事が有ります
その時にテントを張った
常念小屋があると思われる所
写真では分かりにくいけど
動けない位の爆風が吹いたりします
ちょっとした岩場有り
爆風
登山開始から2時間が経過
すると奥に見えるのは～
私の大好きな穂高
あぁ～これが見れただけでも
十分満足
で、やっと目指す常念岳が
見えました
が、遠くねぇか
タイムリミットまで1時間を
切ってるのに辿り着くのか…
風が強い事もあり
かなり弱気になってます
常念岳に向かう稜線
これも見たかった風景
でもね～
稜線なんで風が凄いんです
周りの風景はホント素晴らしい
焼岳と乗鞍岳だと思う
こんな青空の日に歩ける幸せ
後は風さえ無ければ…
タイムリミットが迫ってるのに
まだ常念岳は遠い…
無理だな…
間に合わない…
爆風で心がポキッと折れました
山頂は見えてるけど諦めよう…
今見えているピークを
私の山頂にしよう
そこまで行けば
見たかった槍ヶ岳が見えるかも
歩いてきた稜線を振り返る
私の山頂にしようと思ったピークに
立っても槍ヶ岳は見えなかった…
もう少し先に進めば見えるのか
っと先に進んでると
山頂直下まで来ていた
やっと槍ヶ岳を見る事が
出来ました
槍様～
あなたに会いに来たけど
遠いよ～
ここまで来れば山頂は目の前
行くしかないでしょ
タイムリミットの3時間を
15分オーバーしたけど
何とか常念岳に登頂
途中で山頂は諦めてたので
もう感動しかない
相変わらず風は強いけど
グルグル写真は撮りました
2年前に歩いた槍穂の稜線
白くなった姿を見れるとは
思ってなかったなぁ～
ずっと見ていたいけど
風が強くてずっと居れない
タイムリミットをオーバーしてるので
テントに戻らないと…
また来ます
この景色を見に
テントまでは2時間を想定
表銀座縦走路
いつかは歩かないとなぁ～
常念小屋方面
急いで下りたいけど
下りも慎重に行かないとね
相変わらず爆風なんだけど
登ってる時より心の余裕がある
写真には無いけど
トラバースする所が有ったりと
急ぎながらも
慎重に歩きましたよ
登り下り合わせて丁度5時間で
テントに戻って来ました
スゲ～
完璧に予定通り
でも、爆風の中
テントを撤収
これまた苦労した～
水や食料が減ったとは言え
冬山装備の重いザックを背負い
標高差1500mを下ります
前日は黙々と歩いてたけど
陽が射すと
こんなにキレイだったんだ～
薮こぎゾーン
踏む跡を辿って行ったけど
思ってた所に出ずに
苦労しました
この薮が無ければ
なんて事のない所なんだけどなぁ～
大分、下りて来ました
初日は全く見えなかった景色
歩き出す時にこんなのが見えてたら
かなりテンションが上がったのになぁ
ヘロヘロになりながら
やっとゴール
下手したら暗くなるかもと思い
ヘッデンを１番出しやすい所に
入れてたけど
明るい内に下りて来れました
下りは4時間弱で下りれました
もう少し掛かると思ってたので
ホッと一安心
今回の移動データー
今回はなかなかハードな
山行になりましたが
雪の常念岳に無事に登れて
ホント良かったです
終始、風が強くて心が
折れましたが
かなりいい経験になりました
一皮剥けたかなぁ
さぁ～次はどの山だぁ～
おしまい