デジタルフォト日記2

デジタルフォト日記2

キャノンのデジタル一眼レフでのフォトブログ。
写真を撮りながら登山をするので、山の日記が多いです(^∇^)






2024.09.14-15

北アルプスの槍ヶ岳に行って来ました


過去に2度登っているけど

初めての槍ヶ岳は6年前


2度目は念願の北鎌尾根からでした


今回は槍ヶ岳西稜(小槍)から

槍ヶ岳を目指す事にしました


今回のルートには登山道が無いので

ロープを使ったクライミングでしか

行く事が出来ません


「アルプス一万尺小槍の上で~」って

有名な歌の小槍です







北鎌尾根から見た槍ヶ岳の写真です


1番右の尖りが小槍


今回は小槍を登ってから

曾孫槍、孫槍、槍ヶ岳と連続登攀する予定







当初の予定は

1日目、新穂高から入山し槍ヶ岳山荘で

テント泊


2日目、テント場から出発し

小槍から槍ヶ岳まで登攀し

その後に新穂高まで下山しようと

考えてました〜


が…


2日目の天気予報が悪い…


でも、

1日目は天気がいい予報


それなら

1日目に小槍も登攀しちゃおうとなりました


ただそれには問題が…

新穂高から槍ヶ岳山荘まで

標高差が2000mあり、かなりハード

それに、槍ヶ岳山荘のテント場は

人気があり先着順なので

すぐに満杯になり

テントを張れない人が続出するんです


テントが張れないと困るので

3時40分登山に登山開始しました…


登山口に近い登山者用の駐車場は

満車で停められず

仕方なく、余分に歩く鍋平に駐車場


暗い中を黙々と歩いたので

最初の写真は全く無し


先を急いでいるので

写真を撮る余裕も無し








荒々しい滝谷


真ん中の丸い所が

7月に登った滝谷ドーム







振り返ると、陽が当たり出して

素晴らしい景色







そろそろ樹林帯を抜けます







素晴らしい景色







でも、もうバテバテ…


テン場の争奪戦も気になるけど

しんどくて急ぐ事も出来ない…







中崎尾根の向こうには双六岳


三俣蓮華岳や薬師岳も見えてます


中崎尾根は、

厳冬期に登る計画をしてたけど

実行出来てないままなので

いつかは登らないと〜







ヒィヒィ言いながら

槍ヶ岳山荘に到着〜


何とかテント場も確保出来ました







槍ヶ岳、カッコイイね〜


テントを設営後、

時間に余裕がないので

直ぐに小槍登攀の準備をします







小槍の取り付きに向かいますが

ガレガレなので慎重に進みました







小槍なので

遠目には迫力無くても

近付くと凄い迫力です







ここが取り付きだぁ~って

先輩は言ったけど

めっちゃ被ってるし

ここじゃないでしょう〜







もっと左に回り込んだ所が

本来の取り付きでした〜


4ピッチ全てが見えてるので

凄い迫力







1ピッチ目、5.7

先輩リード

スラブから始まり、中間部にかぶり有り


フリクションがいいので

比較的安心して登れたけど

5.7じゃないかなぁ〜







2ピッチ目、Ⅳ+

私がリード

どんなピッチだったか覚えてないけど

ピンが殆ど無かった…

触りたい岩が尽く動くし…







3ピッチ目、5.8〜5.9

先輩リード

小槍の核心ピッチ

くの字ジェードル


何と、

このピッチの核心部が濡れ濡れで

めっちゃ滑る…

しかも足が無い所なのに…


セカンドだけど

苦労しました…







3ピッチ目の終了点から振り返って撮影







4ピッチ目、Ⅲ

私がリード

出だしが少し緊張するけど

後半は階段状です


ロープ一杯に伸ばしたら

声は届かないし

トランシーバーも通じなかった…


これで、タイムロス…







小槍に登頂後、

曾孫槍に向けて

懸垂下降の場所に移動


この辺りから

風も強くなり

ガスガスになってきた…







一瞬、槍ヶ岳山頂が見えたけど

直ぐにガスが濃くなり

また見えなくなった…







懸垂下降の準備中に自撮り


この間に

益々風が強くなり

ガスも濃くなり

ドンドン条件が、悪くなっていく


トランシーバーで、

もう辞めましょうとコール


何せ寒いし、ガスでドンドン濡れていくし…


ガスで何も見えないので、

ルーファイも難しいし

何より楽しくない…


辞めれる所で辞めるべきと

判断しました


小槍登攀後に撤退…


この日の夜から雨が振り

2日目は登攀出来る環境じゃないので

下山しました



メインの小槍を登攀出来たので

リベンジはもういいかなぁ〜っと

思ってました


槍ヶ岳山頂まで登るのが

かなりキツいので…


でも、メインは登攀したとは言え

全て完登してないので

いずれはリベンジに行かないと

いけないんだろうなぁ〜


今回の環境で出来る事はしたし

撤退の判断も正しかったと思ってます


いつかはリベンジに行こう〜




さぁ〜次はどの山だぁ〜




おしまい









2024.09.06-08

金曜日に休みを取り、金土日で

日本第二の標高、北岳に行って来ましたビックリマーク


昨年から計画してたけど

行けてなかった北岳バットレス


人気のルートなので

混雑を避けて平日を絡める事にしました〜







1日目

始発のバスに乗ろうと思ってたけと

バス停にはまさかの長蛇の列…


平日なのにあせる


何とか2便目のバスに乗れて

広河原へ


登山口の吊り橋から北岳が見える


遠いね…







白根御池小屋に到着


今回は、ここをベースにします


テントを設営後に翌日の下見に行きます







バットレスを登攀する前に

下部を何処から登るかを決めないといけません


今回はリスクの少なそうな

第5尾根支稜から上げる事にしました


取り付きを偵察に行くも、

違う所から入ってしまいルートを修正


5尾根支稜の取り付きには着いたけど

本来のルートは歩けてないので

真っ暗な中、辿り着けるのか不安あせる







テント場に戻って、翌日の作戦会議


2日目は、1時半起床、2時半出発なので

早目に就寝しました







2日目

2時半にテント場を出発

真っ暗な中、黙々と登り、

一般道から離れるポイントを探す


これが暗いから、中々見つからない

目印のケルンは見つからないけど

それらしい踏み跡を見つけて進みました


途中、ルートを外したけど

何とか明るくなる前に

5尾根支稜の取り付きに到着出来ました


食事を取りながら

明るくなるのを待ちます







5時15分

1ピッチ目は、ロープを出さずに

フリーで上がりました







2ピッチ目からロープを出しました


本来は2ピッチで登る所を切らずに

1ピッチで登りました

50mロープいっぱいいっぱい出ました


私がリード







4ピッチ目、実質の2ピッチ目

フリーで行けそうだけど

ロープを出してるので、そのまま登りました







横断バンド

この下を登ってる人が居てるので

落石させないように

慎重に歩きました







凄い所を登っているクライマー







ガレガレのCガリーを少し登ります


前にパーティーが居てたら

落石が怖い…







ヒドウスラブ

思ってたよりも短かった〜


一応ロープを出しました


私はセカンドで







7時半

4尾根主稜の取り付きに到着


富士山がデカい







八ヶ岳







先行者が居てるので、

しばし休憩〜


1ピッチ目の登り方を見学し

8時に登攀開始


1ピッチ目、Ⅳ+

つるりとしたクラック

私がリード


最初の数手が核心で、ドキドキしたけど

問題なく登れました〜







2ピッチ目、Ⅱ

階段状の岩場

セカンド


右からでも左からでも行けるようだけど

左から登りました







3ピッチ目、Ⅲ

白い岩のクラック

リード


クラックを使ったり、フェイスを登ったり

カムを積極的に使いました


4ピッチ目は短いので割愛







5ピッチ目、Ⅳ+

三角形の垂壁

セカンド


スラブだが細かい手や足があるが

上部の乗っ越しはいい手が見つからず

右に逃げて突破


その後のリッジは高度感も有るし

支点が無いので、リードは怖いと思う







支点の無いリッジを登った所が

マッチ箱


景色を楽しめると思ってたけど

ガスってきた…あせる




マッチ箱から見る後半セクション







マッチ箱から懸垂で下ります


ロープは50m1本でいけます







6ピッチ目、Ⅳ

リード


途中、手足が無い所が1箇所あるけど

それ以外問題なし







6ピッチ目の終了点から見下ろしてカメラ


高度感ありますね〜







7ピッチ目、Ⅲ+

セカンド


右のカンテか左のルンゼ、

どちらからも登れるようですが

右のカンテから登りました


ここにも手も足も際どいポイントが

ありました

Ⅲ+ではない印象…







7ピッチ目の終了点から振り返ってカメラ


尖った岩がマッチ箱です


カッコイイね〜







8ピッチ目、トラバース

リード


高度感が怖いピッチだけど、

ご覧の様に真っ白でして…


手はしっかりしてるし

足はフリクションがいいので

怖くはなかった


1箇所、岩が切れてる所があるので

そこは怖かったけど…







9ピッチ目最終ピッチ、Ⅳ+

Dガリー奥壁城塞ハング

セカンド


このルートの核心ピッチ


しっかり置ける足場が無い…

それでも、少しずつ上がると

右側にいいガバを発見


そこからは安心して登れました







多くのパーティーが入ってたので

かなり待ち時間がありました…


そんな状態でも、13時過ぎにトップアウト


上出来じゃないかなぁ〜


午後の天気も心配でしたが

雨も降らず


ずっと登りたかった北岳バットレス


やっと登れた〜


めちゃくちゃ嬉しいけど、

長時間クライミングシューズを履いてるので

足が痛い痛い…


シューズを脱げる喜びったらウシシ







14時

北岳山頂







真っ白で景色は見えないけど

それでも嬉しい〜







初めての肩の小屋


スルーですけどね〜


テント場までの下りが

めちゃくちゃ長く感じた…







17時

ヘロヘロになってテント場に到着


途中待ち時間は有ったとは言え

行動時間14時間半…


標高も高いので、

そら〜疲れますわね







3日目

この日は下山するだけなので

7時にテント場を出発


この日は怪しい天気予報だったけど

まさかのいい天気に




ずっと行きたかった北岳バットレス

やっと行く事が出来ました〜

いや〜嬉しい〜

今年はいい感じで目標がクリア出来てる

次の目標に向かって、また頑張ろう





おしまい








2024.08.17-18

北アルプスの笠ヶ岳に行って来ましたビックリマーク


土曜日の2時に現地に到着し

登山者用駐車場P5に行ってみたが

満車の表示で入れず…


でも、

駐車場には車は停まってないんだけどなぁ〜


運営方法が変わったのかなぁ…


仕方なく、鍋平の駐車場に駐車…

これで、往復2時間弱

余計に歩く事になる


想定してたので

ショックではないけどね〜







笠ヶ岳の登山口


ここまでで既に

1時間45分歩いている…


しかもお腹の調子が悪い…


さらに悪い情報が…


テント場に水場が有るんだけど

枯れてるらしい…


小屋も水不足で1人1Lしか買えないらしい…


今回は登攀具が無いので

水を担ぐ事にした


この日の行動用の水と

アルコールを含めて6L担いだ







急登でシンドいと噂の笠新道


テント泊装備以外に

水を多く担いでるし

何せお腹の調子が良くないので

不安しかない出発







途中で穂高連峰が見えてたが

この後は見えなくなった…







展望の無い急登を登ってきて

展望の開けるはずの杓子平に到着


ガスで何も見えない…







ここからは

絶景を見ながら歩くはずなのに…







真っ白で展望が無いので

テンションも上がらず…


しんど過ぎて

到着出来ず

ビバークしないといけないかもと

本気で思った…







ヘロヘロになりながら

笠ヶ岳の稜線に出たが…


真っ白で何も見えず…







ここからの景色を見る為に

来たようなものなのに

見えないなんて…


薄っすら見えてるのは

抜戸岩







抜戸岩を過ぎると

テント場も近いが

先はガスで見えない…







よろよろと歩いてると

テント場に到着した


これで重いザックを下ろせる〜


いいテント場を探して

真っ平らの岩も出てない

一等地にテントを張る事が出来ました


着いた喜びでビールを飲んで

しばし休憩


でも、よく考えれば

明日の朝は早く出発するので

笠ヶ岳山頂に行く時間は無い…


行くなら今しかない…


飲んじゃったけど遠くないので

今行くしかないかぁ〜


小雨が降ってるけど…







笠ヶ岳山荘


思ってたより綺麗な小屋だった







ガスってるし

小雨も降ってるので

笠ヶ岳に向かう人はおらず…


展望が望めなくても

登頂する事に意味がある







笠ヶ岳山頂







真っ白で何も見えないし

雨も降ってるので

サクッと自撮りして下山







テントに戻ってる時に

ガスが流れ始めた〜







振り返ると青空まで見えてる







撮って貰った







夕方

ガスが流れ出し

やっと景色が見え出した〜







歩いてきた稜線がやっと見えた〜







稜線の向こうに槍ヶ岳


テンション上がる〜







大勢の方が景色に見入ってました







雲のある景色もいいね〜


翌日は2時半に起床なので

早目に就寝しました







2日目

まだ真っ暗な4時に出発


ガスは抜けてるだろうと思ってたけど

ガスガスで真っ白…


ヘッデンを点けても

ガスに反射して先が見えない…


どこが登山道なのか分からず

しばらくウロウロしてしまったあせる







1時間ほど歩いて

ようやく陽が上がってきました〜







笠ヶ岳はガスで見えないけど

昨日見れなかった稜線


いい稜線だね〜







笠ヶ岳山頂がチラリ







あちこちにお花畑が有りましたよ〜


お花は全く分からないんですが…


朝露に濡れて、朝日があたるチングルマ

キラキラして綺麗でした








笠ヶ岳は

綺麗な稜線のイメージしかなかったけど

以外に岩がゴツゴツした所が有るんですね〜







もうすぐ稜線も終わりだけど

最後にぐ〜っと登らないダメなんです…


前日の疲れも残ってるので

登りがシンドい事…







鏡平山荘に到着〜


ここでしばし休憩

でも、下山が遅くなるとお風呂に入らず

帰ることになっちゃう…

汗だくなので風呂には入りたい

って事で先を急ぎます







鏡池


ガスってなければ

槍ヶ岳が見えるんですが…


スルーして先を急ぎます







だいぶ降りてきた〜


上の方は相変わらずガスってますね


こんな日なんだろうなぁ…







何とかお風呂に入れる時間に

下山出来そう〜


ただね〜

駐車場が鍋平なので

最後に約40分の登りが有るんですよ…


疲れ切ったヘロヘロの身体で

最後の登りは余りにもツラい…


新穂高センターに着いた時に

ひがくの湯』で入浴するなら

鍋平まで無料で送迎するとの案内を発見


それを見た瞬間、

靴紐を緩めたのは言うまでもありませんウシシ







今回の移動データー

活動時間は一時停止し忘れたので、

参考にしないでくださいね〜

水を担いだとは言え、噂通りかなりシンドい

登山道でした…

景色もあまり見れなかったので

リベンジしないといけない山だけど

しばらくはいいかなぁ…

でも、いい歩荷トレになりました




さぁ〜、次はどの山だぁ~





おしまい










2024.07.26-28

北アルプス、北穂高岳

北穂東稜からの滝谷ドーム中央稜に

行って来ましたビックリマーク







直前まで天気予報が悪く

行けないかもと思ってたけど

いい方向に予報が変わりました〜


上高地は、何度来てもいいですね〜

観光客の多い昼はかなりツライけど…







かっぱ橋から明神の間が

崩れてて入れず…


その為、迂回ルートで明神に向かいます


余計に20分歩かされる…







中止も考えた天気予報だったのに

太陽がいい仕事してますね







ゴールデンウイークの明神岳

しんどかったけど、良かったなぁ〜


今回は上部がガスで見えなかったけど…







横尾

ここからが本格的な登山道







いつかは登りたい屏風岩







迫力あるね~







本谷橋


ここでしばし休憩


テント泊装備以外の

クライミング装備が重いんだよね…あせる







初日は涸沢までなので

ゆっくり進みます







涸沢が見えてからも

なかなか着かない…







1年前、

ここで師匠とお互いの健闘を祈り

握手をして別れました


師匠、会いに来ましたよ







涸沢に到着


何度来ても素晴らしい所


平日なのに

思ったより人が多い







初日のやる事はもうないので

飲むウシシ







テントも思ったより多い







おでんにしようかと思ったけど

同じ値段だったので

コスパで牛丼にしちゃった







2日目、土曜日

4時に出発







前穂北尾根は格好いいね〜







ここから一般道を離れて

北穂東稜に向かいます


初めてのアルパインが

北穂東稜でした

もう5年も前なのかぁ…あせる







雪渓が繋がってたら

イヤだなぁ〜っと思ってたけど

丁度よく切れてましたグッド!







富士山が見えてます







ここからは浮石、落石に注意







ガスの向こうに槍の穂先








振り返れば雲海


素晴らしい〜







何度も撮ってしまう前穂北尾根

昨年登ってるけど

また行きたいなぁ〜







北穂東稜は一般道ではないので

ルーファイが必要です


とはいえ、

アルパイン入門ルートなので

踏み跡がしっかりあります







北穂東稜のメインイベント

ゴジラの背


先行パーティーがロープを出して

通過中なので

しばし休憩〜







待ってる間に

前穂高岳と奥穂高岳をカメラ







ゴジラの背

両側が切れ落ちてます






ゴジラの背を渡る私


ロープは出しませんでした


1段下がった所に

しっかりした足場があります







ゴジラの背を振り返る


画になる所ですね〜


この後すぐに

懸垂下降ポイントがあります


先行パーティーが先を譲ってくれたので

先に行かせてもらいました







懸垂ポイントもロープを出せずに

降りれそうだったので

クライムダウンしました







北穂までの登り







雷鳥が居たのでカメラ


子供もいたけど写真は撮れず







懸垂下降ポイントを振り返る


後続パーティーは

懸垂で降りてますね







北穂高小屋が見えてます


まだ遠いようだけど

そんなに時間は掛かりません







北穂高小屋は目の前







7時半、北穂高小屋に到着


今回はここまでがアプローチで

ここからが本番なんですビックリマーク







北穂高小屋から見る大キレットは

大好きなんです







槍の穂先に傘雲


天気が崩れる前兆ですね…







笠ヶ岳


行きたいと思ってるけど

まだ行けてない山







登ってきた

北穂東稜を眺める







山頂で記念撮影







素晴らしい景色







手前が滝谷ドーム


奥には奥穂高岳とジャンダルム







いよいよ滝谷ドームに挑戦です







奥穂高岳に向かう縦走路の

最初の鎖場から一般道を離れます







ガレ場を下ると

踏み跡にそって下って行きます







3級程度の岩場を下ります


下る事自体は問題ないんですが

ここが正解なのか分からないので

不安になります


間違ってても戻れるのかを

常に考えながら進みます







下る私






特徴的な岩が見えたら

この裏が懸垂ポイントです


この手前が少しイヤらしいので

確信持てないと進みたく感じでした







懸垂ポイント


支点はしっかりしてるので

これは安心出来ます







50mロープで
ギリギリ足ります

懸垂下降する私

槍ヶ岳が見えたりと
素晴らしいシチュエーション






懸垂で降りてきた所







懸垂で降りてきた所を左に上っていくと

滝谷ドーム中央稜の取り付きです







遂に来ましたよ


滝谷ドーム中央稜


人気のルートだけど

この日は通常の週末で土曜日なので

貸し切りでした


ゆっくり自分達のペースで登れるけど

先行者の登り方を見れないのはツラい







1ピッチ目、Ⅳ+

元々は私がリードで登るつもりでしたが

順番を入れ替えました


事前に調べた情報では

下部は階段状で

上部が狭いチムニーとなっています


前日に雨が降った為か

上部のチムニーが濡れていて

めちゃくちゃ滑りました


リードで登った先輩は、

スリングをアブミにして

突破してくれました〜


私がリードだったら

どうにか出来たんだろうか…えーん


セカンドだけど、

下部も思ったより立ってるし

持ちたい岩は動くし

上部はめちゃくちゃ滑るので

ガッツリA0したりと

思ってたよりかなり大変でしたあせる







2ピッチ目、Ⅳ

私がリード

登り始める時の写真は撮り忘れたので

終了点から見下ろした写真です


ルートを間違えたのか

下部は支点が全然ありませんでした


カムで支点を取って登りましたが

ここも持ちたい岩がよく動く…


上部はハーケンが連打してたので

そこが核心のスラブかと思ったら

左に回り込んだ所が核心のスラブでした


ロープの流れがめちゃくちゃ悪くなり

全然進めない…


こんな状態では核心のスラブは

越えられないと思い

A0で突破しました


A0してなかったら、

間違いなく落ちてたなあせる







3ピッチ目、Ⅲだったかな?

歩き区間です

が、一箇所ヤラしい所があったので

ロープを出しましたが

邪魔になりましたあせる


4ピッチ目の取り付きを

見つけてから進みましょう







4ピッチ目、Ⅳ

中間あたりから

右のチムニーと左のフェイスの

ルートが有るようです


先輩がリードで右のチムニーを選択

ただ、ここもまさかの染み出しが…


濡れてて滑るし、

足場が悪い…


ここも支点が少ないので

カムを使うが、1つ回収不能に…


いい位置にカムを残置してきましたえーん


最後のチョックストーンの乗っ越しが

中々パワーを使いました〜


セカンドだから思い切れたけど

リードだと中々怖いだろうなぁ…







5ピッチ目、Ⅳ

最終ピッチです







最初は簡単そう

最後の乗っ越しが少し大変なようで
乗っ越しを直登せずに
右にトラバースも出来るようです

登っていくが、
右にトラバースするポイントが
分からず…

気付けば、
最後の乗っ越しに着いてしまった…

ハーケンは連打されてました

思い切って行こうとするも
カムが支点に引っ掛かって
上がれない…

カムを外してリしてると
腕力が無くなってくる…

クラックにいい手が有ったので
思い切って乗っ越そうとするも
手か足か滑って落ちそうになった…

何とか耐えて、無事に乗っ越せたぁ~

危ねえあぶねー

乗っ越したら直ぐに終了点






終了点から見下ろした所


凄い所でクライミングしてると実感


やっと滝谷ドーム中央稜を登れた〜


目標だったので達成感が半端ないやぁ







ガスが湧いてきて

景色が見えたり見えなかったり…


でも、天候が崩れなかったが

ホントに良かった〜







一般道を合流して下山します







北穂のテント場


いいシチュエーションだけど

小屋が遠いのが難点ですね







朝に登った北穂東稜を眺める


ここも格好いいね〜







北穂を眺める







涸沢に向かうが全然近付かない…


4時に出発し

北穂東稜を登り

初見の滝谷ドーム中央稜を登ったので

そりゃ〜疲れますわなぁ~







ヘロヘロになりながら涸沢へ


16時に涸沢に到着〜


予定通りではあるけど

12時間行動


滝谷が想定外の濡れ濡れで

精神的にも疲れた〜


テラスで食事し

早目に寝た様な気がする…

よく覚えてないんです…







3日目、日曜日

朝から雨でした…


6時前に雨の中、テントを撤収し

下山します


この日は下山だけなので

雨でも気持ちがかなり楽


ただ、雨に濡れたテント泊装備に

ロープやガチャ類で

ザックは重いまま…


横尾から上高地までの

3時間が苦痛だったのは

言うまでもありませんえーん




目標だった滝谷ドーム中央稜

ギリギリまで天候が心配でしたが

条件は良くなかったけど

無事に行けたのはホントに良かったし

自信にもなりました~

師匠にもいい報告が出来たかなぁ


さぁ~次はもう一つの目標へ


頑張ろう〜





おしまい






2024.07.20-21

鈴鹿8時間耐久ロードレースを

観戦してきました







土曜日の朝一に

ホンダ・レーシングギャラリーを見学







めちゃくちゃカッコイイ〜ビックリマーク







Ninjaのレースを見た後

GROMcupを観戦







こうへい〜

中々面白いレースだったけど

最終ラップのシケインで

バックマーカーが現れて

その影響で転倒…








ここからが8耐


予選は前日の金曜日に終わってるので

土曜日は公式練習と

トップ10トライアルがあります







今年から参戦のDUCATI


どんなレースになるのか楽しみ〜


トップ10トライアルでポールを取った

YART-YAMAHAが大転倒


明日のレースは大丈夫なんだろうか…







前夜祭のライダートークショー








花火を見た後、ナイトピットウォーク


凄い人だったので、早目に切り上げた〜


復旧作業中のYART



このあと一緒にレースをしていた

たっくん達と飲みに行きましたビックリマーク







日曜日

朝の公式練習


#3、佐野勝人選手

しょうたとは年代が違うし

レベルも違うので

一緒にはレースをした事がないけど

頑張れ〜








#3、佐野優人選手

近スポで一度、何かのレースで一緒に

走った事が有るんだよね~

勝人選手のお兄ちゃん


今回は兄弟2人で8時間戦う事になった


大変だろうけど頑張れ〜







#806、井手翔太選手

一緒に練習したりしてた時は

まだ小学生で小さかったのになぁ~

今はアイドルみたいになっちゃって

頑張れ〜







グランドスタンドから

スタート進行を見たけど

何と目の前に#3の佐野兄弟のグリッド







頑張れ〜







斜め前には#806の井手翔太のグリッド







頑張れ〜







スタート前の雰囲気

大好きやわ〜







いよいよスタート


8時間のレースが始まります







最初からDUCATIとYARTがバトル


HRCは後ろで様子見か?







DUCATIの水野涼


全日本でも頑張って欲しいなぁ〜







YART-YAMAHA


さすがワークス


前日の大転倒は無かったかのような走り








優人くん


全日本ではJSBで参戦中


凄いね〜







名越哲平


個人的に応援してるライダー


この8耐はチームHRCで走ってます







初めて裏ストレートで撮ってみました


早いので、捕らえるのが精一杯あせる


もう少しなれたら、背景を流したいなぁ〜









S字コーナーに移動し撮影


サーキットでは200mmのレンズでは

全然短くて

数年前に゙500mmのレンズを買ったけど

ようやく慣れてきた気がする


もっと慣れたら、撮影ポイントを

研究しないとなぁ〜ウシシ








逆バンクに移動


ここはライダーを確認しやすく

撮影しやすいので

1番カメラマンが多いかも〜







井手翔太


全日本では

ST1000にステップアップしたので

頑張って欲しいなぁ〜








暗くなってきたので

レースも終盤







いつも思うけど

この暗さで走ってるけど

ちゃんと見えてるのかなあぁ〜


私は歳のせいか

暗くなると見ずらくなってきたので

この暗さで走る事が信じられない…







19時30分チェッカー

花火が上がります







8時間走りきったライダーに手を振る


暗くて見えてないだろうけど

称えたいんです


見てる方も暑くてバテるのに

この中を走るなんて信じられない…







あぁ〜


一夏が終わった感覚







花火を見たら

表彰式を見ずに帰路に着きました



来年も楽しみだけど

全日本の後半戦が楽しみだぁ~




おしまい