いざ、彼女が待つベトナム、ホーチミンへ。

 

  グエンフエ通りにあるホーチミン像

 

 

 どういった顔であったら良いものか?

 

 「会わせる顔がない・・・」

 

 日本で最後に別れた時は決して嬉し楽しいものではなかった。

 

 彼女を含めた数名のベトナム人の期間満了による送別会にも参加できなかった俺。

 

 ※画像の航空機は本文とは関係ありません。

 

 そんな不安と期待が交錯する中、新規に手にしたパスポートを片手に空港にて搭乗する予定の飛行機を待つ俺。

 

 今回は、ベトナムのFSCであるベトナム航空かLCCであるベトジェットで当初は日本からダイレクトに向かうつもりだったが、

途中で香港に寄る予定ができ、香港のFSCであるキャセイパシフィック航空で香港経由でベトナム南部のホーチミンへ向かうことになった。

 

 彼女にはLineで翌日の正午前後にホーチミンの空の玄関であるタンソンニャット国際空港に到着する予定であることを告げ、

「わかった。。お土産お願いね。。」とそっけない一文の返事だけもらった。

 

 ボーディングパス(搭乗券)を手にし、いざまずは香港へ向け搭乗。

 久しぶりに航空機に乗るとはいえ、随分日本の空港での出国保安検査はすんなりとおわり、さっさと乗った。

他の乗客をみると、俺は未だに“紙”だが、搭乗券も今はスマホに収まり、スマホをかざすだけで簡単に搭乗できる便利な世の中になっており驚かされた。

 

 飛行機には何度か乗ったことがあったが、離陸の際はとても緊張するものだった。

 

 

 

  重たい鉄の塊が大地を離れ、轟音をたてながら雲の中を突き抜けていこうとする。

機内で小型のベトナム語の会話集でベトナム語を少しでも勉強しておこうと準備していたが、結局なにもせず、席を後ろの人に気遣いながら少し倒し、5時間少々の香港までのフライトだったが寝ることにした。