下記の図では思考デザインになっていますが、この記事を書くときに思い出したのが、デザイン思考でした!すみません、今気づきました。
ゴールデンルール・メソッドの中心は、目的を表す内容になります。
利き脳は愛和のためでもあるのですが、目的はコミュニケーションが円滑になり、達成感を味わうためです。
成果を生み出すために自分の脳の使い方を知り、他者との違いを知り、成果を上げることです。
どうしても利き脳がわかりやすく、インパクトがあるので注目され、活用されているのですが、全体像は下記のようになります。
この全体像は個人として成長するためにも作成されています。この図をそのまま組織に置き換えることもできます。組織の目的を中心にW-DRIPとなるからです。
さて、このプログラムを開発した時に参考にしたのが、RIETI海外レポートシリーズ ハーバードAMPの現場からです。
2002年にレポートされています。
ハーバード大学で行われたAMP (Advanced Management Program)のチームビルディング の振り返り(GRPI)となっています。これは私が野外研修のファシリテーターであったことで、この記事に惹かれたのです。
この振り返りと選択理論心理学の上質の定義を合わせてGRIPとしてA社のマネジメントで活用させていただきました。
A社を退社しましので、同じことを使わないようにしようとして、W-DRIPにしました。ちょっとだけ変えることになりました。そうしたらデザイン思考という考え方が流行ったので、びっくりしました。先見性があるねと言っていただきました。
デザイン思考では、ゴールイメージをどのように描くかが大切です。利き脳によってゴールイメージが違ってきます。それを調整するために利き脳を作成しました。
利き脳の違いを理解することで、ゴールイメージを共有することができるようになるので、自分の役割・責任がはっきりしてきます。その責任を果たすためには、納得感がなければ進みません。企業価値に合致していのかを明確にする必要がります。
そして情熱ですよね。自分たちがそれをしたい、つまりやらされ感(have to)ではなく、したいこと(want to)に変わる必要があるのです。したいことに変わるためには目的であるwhyを共有することなくして生み出されることはありません。それによって皆さんがほわーい(why)から、わーい(\(^o^)/)になるので、時間を忘れて没頭することができるからこそ、成果達成をしていくのです。
利き脳は達成感を味わうためです。
そこに結果と責任が問われるのです。
上記のハーバード大学のAMPのレポートで「企業再生・競争力のある経営者養成を」の項目で「ゼネラル・エレクトリック(GE)のジャック・ウェルチ前会長兼最高経営責任者(CEO)は経営者養成プログラムを自身の直轄とし、年間20回近くも自分で講義をしていたという。参加者に「もしあなたが明日からGEのCEOになったら、最初の30日で何をするか」などの課題を与え、一緒に討議する。最初と最後の挨拶でお茶を濁す多くの日本企業の社長とは大違いである。」
その結果、成果達成をし続ける組織へと変化させていくことができるのです。
私はこれを教えているのに、正直、途中ブレブレになってしまいました。理由は病気になったりといくつかあるのですが、研究開発にはお金がかかりますが、資金を作るための方法を間違えたのです。つまり、価値を軽視してしまったのです。一つでも誤った方向に行くことで、全体のバランスを崩してしまうのです。
個人のバランスが崩れると、組織のバランスも崩れるのです。
そうなんです。
全体のバランスを取るための秘訣が6:4の黄金率です。
この黄金率と黄金律によって、目的を果たすことが「愛」です。
いきなり、愛と言ってもピンとこないでしょう。
「愛」という漢字は、心から慕い求める人に早く会いたい!という意味だそうです。家出した子供を待ち望む心のことを言うそうです。
私たちは私の商品を愛してくれる人に早く会いたいのです。その人たちを待ち望むのです。それが、営業となり、行動力となるのです。
実は、この図のことを今はゴールデンルール・メソッドと言っています。そしてこの研修を考えるときに参考にしたのが、偶然ですが、故ジャック・ウェルチ氏のDVDでした。
「自分らしさ、活力、率直さ、選別化、お祝い」を学ぶだけでなく、この内容が聖書そのものの教えであり、その中心がゴールデンルール、神様のルールなのでとても大切にしたのです。
なぜなら、愛によって和が生まれるのです。和とは神の口です。
おだやかになることを指しますが、ゴールデンルール(神の口)に従うことよって私たちはおだやかになっていくのです。
取り止めもなく書きましたが、利き脳は一部です。
ぜひ、全体像も学んでいただければ幸いです。