今日は、卵とコレステロールについて紹介します。
みなさん、思ってるんじゃないですか?
卵を摂取したらコレステロール値が上がると。
よく聞きますからね~。
結論からいうと、、、誤解です!
では、なぜ、そのような誤解が広まったのか、ご説明いたしましょう。
過去に、帝政ロシアの病理学者のアニチコワという方が、ある動物にコレステロールを与える実験をして、コレステロールが動脈硬化の元凶であると発表したんです。
この発表が、コレステロールの多い卵=動脈硬化を招く、という説になり、100年近く経った今でも根強く残っているんですな。
しかし、しかしですよ。
その実験につかわれた動物って、ウサギっていう草食動物なんですよ。
草食動物って、コレステロールを摂取しないんで、コレステロール値を一定に保つ機能を備えてません。
だから、摂取した分だけコレステロール値が上昇してしまうんですね。
人間は、コレステロール値を一定に保つ機能を持っているので、ウサギから得られた実験結果を人間に当てはめることなんてできないんですよね。
日本で1960年代に、東海大学医学部の本間康彦教授らのグループがとある実験をしました。
それは、卵黄3個のコレステロールを2週間摂取し、コレステロール値を計測するというものです。
その結果、悪玉コレステロールが上昇した人が35%、残りの65%は変化がないか低下しました。
しかも、善玉コレステロールが上昇した人は44%となりました。
このデータから、卵を食べたほうが動脈硬化のリスクが抑えられるといえます。※悪玉コレステロールは動脈硬化を引き起こす原因となってます。善玉コレステロールは、その悪玉を血管から引き抜き、肝臓まで運びます。
な~んだ、卵食べても平気なんじゃん♪
しかも卵には良質なたんぱく質やビタミン、ミネラルを豊富に含まれているし!
※ただ、高脂血症やその可能性のある方は注意してください。体内で合成するコレステロールと、体外から摂取するコレステロールのバランスが崩れている可能性があるからです。卵を多めに食べることで検査値が異常になるようなら、控えめに!
以上です!
次回は、冷え性必見です!