「みちのくひとり歩き旅」、栃木県那須塩原市内を歩いています(2026年5月3日に歩きました)。
 
 
 

 

 

 

 

 

 

ここまで思いの外時間がかかったため、帰りの電車の時間を考慮して少し近道します。

 

 

新幹線沿いの道を進みます。

 

 

 

 

 

 

 

 

ずんずん黙々と歩きます。

 

 

 

単調と言えば単調ですが、道にも迷わずに済みますしこれはこれで嫌いではありません。

 

 

私の場合、見どころなどを事前に調べて歩いたり、歩きながら面白い場所を探したりと

 

 

とかく歩きながら周囲を観察する癖がついています。

 

 

歩きながらここはどんな場所・土地柄なのか、どんな街なのかを



「一期一会」の出会いでどこまで探り理解できるのか、という事が私の大きなテーマなので問題はないのですが

 

 

一方で何となく最近、長距離を歩き始めた時に感じたような没入感が薄れてきたなあとも感じます。

 

 

 

無心に歩いていると、いつしか景色と溶け込むような、自分が自分の体でないような、そんな没入する感覚です。

 

 

「歩く事そのものに対する集中力」ともいっても良いかもしれません。

 

 

ですので、このような線路沿いや単調だと苦手に感じる人も多い国道沿い、川の土手沿いなどは何も考えずに無心に歩ける、ある意味貴重な場所かもしれないな、なんて最近思い始めてきました。

 

 

ずっと線路沿いや土手沿いという訳にはいきませんが、これからも良いアクセントとしてコースに組み入れるのも悪くないなって思います。

 

 
 
 
 
 
 
 
なんてことを考えながら
 
 
新幹線沿いの道を左折して
 
 
 
 
 
 
 
 
国道4号に再び入りました。
 
 
 
 
 
 
 
のどかな景色が広がります。
 
 
 
 
 
 
 
那須野橋という橋を渡りますが、ふと川を見て見ると
 
 
 
 
 
 
 
おや?川が流れていない?
 
 
この川は蛇尾川(さびがわ)と言われ
 
 
中流地域では川が流れず伏水する川で「水無川」の1つとされています。
 
 
雨が大量に降った時だけ川の流れができるのですが、普段は地下に水が潜っていてみての通りごろごろとした石や岩の河原になっています。
 
 
これも以前話した那須野が原の地形の特徴で、扇状地のため水が地下に潜ってしまうため水不足の原因となったそうです。
 
 
 
 
 
 
 
ちなみに前に訪れた大田原城付近を流れる蛇尾川は水が地表に出てきているそうです。
 
 
 
 
 
 
蛇尾川の水の出るところまで下って行った動画。
 
 
途中の扇状地の説明が分かりやすいです。
 
 
石や砂が堆積しているため那須野が原では川の水は地下に潜り、扇状地のへりになると湧き出てきます。そのため那須野橋から2〜3km下流の地点では水が流れているそうです。
 
 
 

 

 

 

 

ちなみに「ブラタモリ」の那須の回でもタモリさんがこの蛇尾川を訪れたそう。

 

 

那須疎水や明治の元勲たちが那須野が原の開墾に力を入れたことも触れたそうです。

 

 

この回は見ていなかったのですが、「ブラタモリ」は私の歩きのお手本の1つとしてますので同じ話題に気が付いて自分としても嬉しかったです。

 

 

 

 
 
 
 
 
さて、国道4号沿いはまだまだ続きます。
 
 
 
こちらはブリジストン栃木工場。
 
 
 
 
 
 
世界最大級のタイヤが展示しています。
 
 
 
 

 

 

「那須野が原に国会を」の看板がいきなり目に飛び込んできましたが

 

 

1990年代から東京一極集中からの脱却を図り「首都機能移転」の議論が交わされてきましたが

 

 

その有力候補の1つとして那須地域が挙げられました。

 

 

慎重論も多く、現在は進捗していないようですが、地元ではこうしてPRして機運をたかめているようです。

 

 

 

 

 

 
 
 
 
 
 
 国道4号から左折して歩いていると
 
 
これまた「水無川」の熊川。
 
 
 
 
 
 
再び新幹線沿いの道を通ると
 
 
 
 
 
 
 
居酒屋の店頭には牛のお尻が。
 
 
 
 
 
 
那須塩原駅に到着しました。
 
 
北陸新幹線も停車する、那須塩原市のみならず那須地域の中心駅になります。
 
 
 
 
 
 
 
那須塩原市は北海道を除いた牛乳の生産量「本州一」の市です。
 
 
冷涼な気候と、扇状地のため農地にしづらい土地だったのを逆転の発想で大規模牧場農園として開発された歴史も大きいそうです。
 
 
 

 

 

 

 

ここでも登場、U字工事さんが那須の代表的な牧場、千本松牧場を訪れた動画。

 

 

 

 

 

 

 

「ミルクタウン」をPRするために牛乳で同時に乾杯のギネス記録挑戦のイベントも行われたそうです。

 

 

 
 
 
 
 
駅前広場に鍋のような物がありますが
 
 
巻狩鍋といって
 
 
源頼朝が那須野が原で大規模な狩りを行ったのが由来で、鹿や猪鶏などの肉や野菜がたっぷりの味噌ベースの鍋料理です。
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
こちらは九尾の狐。
 
 
宮女に化けた九尾の狐が鳥羽上皇を亡き者にしようとしましたが
 
 
陰陽師に正体を明かされて那須の地へ逃げ込みそこで討たれてしまいます。
 
 
ところがその九尾の狐は毒気を放つ大きな石に変わったという。
 
 
それが今、那須にある「殺生石」だという伝承です。
 
 
かつて松尾芭蕉もこの殺生石を見に訪れたたそうです。
 
 
 

 

 

 
 
その説明の動画ですが
 
 
ここでもU字工事さん、本当に様々です。
 
 
 
 
 
 
 
そしてポストも乳牛のデザインです。
 
 
 
 
 
 
 
 
それではあと1駅。黒磯駅へ向かいましょう。
 
 
あと5kmくらいです。
 
 
ここでも新幹線沿いの道を歩きます。
 
 
 
 
 
 
 
すると工事中で、できたばかりの道に入りました。
 
 
 
 
 
 
のどかな田んぼが広がっています。
 
 
周りには人っ子ひとり歩いていません。あ、自転車に乗ってる方とはすれ違いました。
 
 
 
 
 
 
ここは新幹線の基地だそうで、現在拡張工事をしているようです。
 
 
そのまま進むと
 
 
 
 
 
 
あれ?行き止まり。
 
 
そういえばこの先通り抜けできません、迂回して下さいという看板を見かけましたね。
 
 
自動車だけかな?と思ったら歩行人もそうでした。
 
 
元来た道に戻ります。10分くらいのタイムロスでした。
 
 
やはり看板はきちんと見ないとなと反省。
 
 
 
次回でゴールです。
 
 
 
 
⑨に続く。
 
 
 
 
 
 
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