りん散歩、井の頭公園内にある


井の頭自然文化園を訪れています(2024年4月27日に歩きました)。


こちらは動物園のエリアです。


 

 
 

 
 
 

マーラというげっ歯類の動物。広くいうとカピバラの仲間だそう。


アルゼンチンの平原に生息しているそうです。


 

 

 

 ニホンシカがもぐもぐと食事中。

 
 
 


ニホンカモシカ。


 
 


こちらは散歩の冒頭でもお話した


ゾウのはな子


こちらで飼育されていました。


 
 


はな子が亡くなってから既に7年以上経ちますが、こうして偲ばれています。


それだけ人気のゾウだったのですね。


 
 
 
 
はな子が1949年に日本に来た時の様子。


第二次大戦中、各地の動物園では空襲の被害により動物が暴れたりすることを危惧され、特に猛獣類や大型の動物が殺処分されてしまう悲しい出来事がありました。


自分も子供の頃に見た「ゾウのいない動物園」という映画が印象的で、賢いゾウは毒の入ったエサだと分かり、何も食べることなく力尽きた場面がありました。


戦争が終わり平和になって、大きなゾウがインドから贈られてきた事は当時の子どもたちにとっては嬉しい事だったでしょうね。


先ほどの戦時中に餓死した「花子」を受け継いで、子供たちの公募により「はな子」と名付けられたそうです。


まだ日本に来て間もない頃は不幸な事故も起こしましたが、飼育員さんが熱心に飼育して井の頭自然文化園の人気者になりました。
 
 
こちらは2016年にはな子が亡くなり、はな子を偲んで献花台が設置されたというニュースです。


 
 
 

 
 
 
 



 
 

こちらは「リスの小径」とありますね。


リスが逃げないように音声が流れる厳重な出入口です。


 

 

 

あ、リスいました。

 
 
 


ふと見つけた、立派な木。


ホオノキというそうで、この木は幹周りが515cmと都立公園にある木の中では最も太い木なんだそうです。


 
 
 

少し奥の方に行くとライオンの彫刻がありますね。


躍動感があります。



 
 
 
こちらは騎馬で矢を放っている彫刻。

 
 
 


こちらは観音様?


 
 
 


ここは井の頭自然文化園にある彫刻館です。


ようこそ、と言っているよう。


外の彫刻は撮影可能ですが、彫刻館内の作品は撮影不可でしたので


 
 
 

Googleマップから拝借。


こちらは皆さん見たことありますね。


そう、長崎の平和祈念像です。


こちらは長崎の平和祈念像の試作品なんだそうです。


作者は北村西望。


屋外に展示していた作品も全て北村西望のものです。


北村西望はこの平和祈念像を制作する際のアトリエを井の頭公園内に借りたことから、これらの作品を寄贈したそうです。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 彫刻館の近くには和風の家がありますが


こちらは童心居という野口雨情の書斎を移築したものです。



野口雨情は「シャボン玉」「赤とんぼ」「七つの子」などを作詞しましたが


吉祥寺に居を構えていたそうです。
 



 
 
 
 
まだまだじっくりと井の頭公園内を散策したかったのですが、次の目的地へ向かいましょう。




⑤に続きます。