「東海道ひざびっくり」、35km近く歩き、足がくたくたになりながら滋賀県大津市内を歩いています(2019年1月5日に歩きました)。
 
 
 
 

 
 
 
京阪電車が通過しました。石山坂本線で運用されている600形です。
 
 
 
特別鉄道ファンではないですが、そうなかなか見ることもないでしょうから、と記念に撮りました。濃い緑が基調ですがこうして見ると色々車体があるのですね。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
瓦ヶ浜駅横を通過。
 
 
いままではほぼ旧東海道沿いに歩いてきましたが、こんなに近くにきているのに「あれ」を見なくちゃもったいないなと、少し寄り道です。
 
 
 
 
 
 
 
お城のようにも見えますがこれは市民センター。すぐ近くに城跡があるのでこんな建物なのでしょう。
 
 
 
 
 
 
 
 
そのお城はというと、こちらが門のようです。立派ですね。
 
 
ん?でもお城というとどうしても石垣が積んであるイメージですが、どうにも見当たらない。
 
 
 
 
 
 
 
ここは膳所(ぜぜ)城跡公園です。
 
 
「膳所(ぜぜ)」って国語のテストに出ても地元の人や歴史・城好きでない限り答えられないでしょうねニヤリ。わたくしも最初「ぜんしょ?」って呼んでしまった。
 
 
 
 
 
 
 
 
膳所城は琵琶湖に浮かぶ水城で日本三大湖城の1つと言われています。
 
 
江戸幕府が諸大名に城の建築や道路整備などを命じた天下普請(てんかぶしん)の第1号として膳所城は建てられました。築城の名手と言われた藤堂高虎が建てたものです。
 
 
「唐橋を制する者は天下を制す」という言葉の通り、瀬田唐橋に近いことから徳川家康がこの地を選んだそうです。
 
 
 
 
 
 
 
膳所城は明治維新後廃城となり、大部分が取り壊されました。門は近くの神社に移築され(現在の門は復元されたもの)琵琶湖のほとりにわずかに石垣が残るのみとなりました。
 
 
このお城のような建物は浄水場で二の丸跡に建てられました。散歩やランニングしている人も多く、今では市民の憩いの場所となっているようです。
 
 
わたくしも棒のようになった脚をストレッチして伸ばします。重くなってだんだん自分の脚じゃなくなっていくような感触は何年ぶりだろう・・・。
 
 
 
 
 
 
 
🐼「わあ、海なのちゃ。」
 
 
パンダ先生、海じゃなくて湖ですよ〜ニヤリ
 
 
わたくしも40数年生きてきて初めて琵琶湖をこの目で見ました
 
 
さきほどの「あれ」とは琵琶湖のことだったのです。
 
 
琵琶湖の面積は669.3㎢。東京23区(626.7㎢)がすっぽり入る大きさです。
 
 
ん?確かに大きいけど、八王子など多摩地方も含めた東京都全部が入るくらいの大きさだと勝手に思ってました。
 
 
周囲は241km。うん、やっぱり長いね~。いつの日か琵琶湖1周ウォーキングとかやってみたいが、いつの日になることやら・・・キョロキョロ
 
 
 
 
 
 
 
 
これが膳所城の遺構の石垣のようです。
 
 
向こうに見えているのは近江大橋です。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
膳所城と琵琶湖を見た後コンビニ前で休憩し、旧東海道に戻ります。端から見たらロボットみたいな変な歩き方になっていたでしょうてへぺろ
 
 
 
 
 
 
 
 
ここも「東海道ウォーカー」の方がよく取り上げる不思議なお店。イノシシなどのいわゆるジビエ料理となぜかたこ焼きののれんも。調べると猪ラーメンてのもあるらしいです。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
大きなビルが見えてきました。大津の中心地かな。
 
 
おっと恒例の「勝手に観光協会」大津市版忘れていたのでここでどうぞ。
 
 
 

 

 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
歩き旅あるある、終盤近くになって銭湯が現れるも入る時間がない・・・。
 
 
 
 
 
 
 
飛び出し坊やが身近な存在の滋賀県ならではの交通標語。
 
 
うちの方だと「飛び出し坊や」といきなり言われても、ん?なんだっけそれ?となりますもん。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
先ほどの膳所城の北総門跡だそうです。膳所城は南北に長い城だったそうです。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
すぐ先の道もクランク状になっていて、いかにも城跡って感じですね。車運転するには少々通りづらいかもしれないですけどね。
 
 
 
 
⑩に続く。