1月1日、金沢市内のホテルにチェックインをして、コーヒーを飲み、のんびりした夜を過ごそうと思っていた時に地震が起きました。


震源地に近い方、被害を受けられた方とは比べ物にならない状況ですが、旅先で大きな地震を経験した記録として残します。


お風呂は温泉では無いものの、独立で家のバスタブよりも広く、部屋も大きめベッドが2台。

快適な夜になるはずでした。


16:10前後、ふわふわと揺れる感覚とスマホからの緊急地震速報。

高層階にいたのでまさに【振り回される】感じ。

免震構造だったのもあり、長く揺られました。


収まったと思ってもまた鳴るスマホ。

ミシミシと揺れるホテル。


室内を確認すると、、お風呂場のシャンプー類が散乱し、バゲージラックに置いた旅行カバンが落ちていました。


その時の空。


とりあえず1階に降りよう。


そう思って着替えと貴重品をまとめる。


フロントに電話をして、エレベーターが使えない事を確認したのと、下に行きたい旨を伝えると

「津波警報が出ているので4階以上で待機をお願いしています。お部屋で待機下さい」と言われる。


リアルタイム震度の画面を見ながら

「また来る」と身構えていました。


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Yahoo天気の地震から見ていました。


そして、部屋から出れず、怖くて動けず

お風呂も入らず、食欲も…

何故かトイレが近くなって体温が上がった。


怖いと思う揺れが減ったと感じてから、夜食にしようと思っていた【ますの寿司】と【おむすび】を食べようとしたけど

やっぱり食欲が無く、おむすびだけを食べて

ますの寿司は消費期限が翌日までだったので、とりあえず温存。


ちょうどその時、ホテルの館内放送で、軽食を用意してくれるとの事、だったけど

エレベーターが動かないので、行くのを諦める。

(10階以上の階段は辛い)


結局、のんびりできる気分でもなかったので、そのまま眠ることにした。

夜中に揺れで目覚めたけれど、大きな揺れではなかったので、またそのまま眠れた。


翌日。

エレベーターも復旧し、朝食ビュッフェも提供されたので、やっとのんびり食べれた。


気持ちも落ち着いたのでお部屋に戻り、お風呂に入っていたら、また少し大きな揺れ。

湯船のお湯が波打っていました。


それでもサッパリできて良かったと思いながらチェックアウト。


高速道路が通行止めだったので、途中まで下道でのんびり大阪まで帰って来ました。


感想

怖かった。

疲れた。

自然相手に何もできないことを痛感。


発生確率の高い東南海地震に備えて、気持ちを新たに防災グッズなどを見直しました。


1日も早く安心した生活に戻れますように…