基本的に、仕事も含めあらゆる技術は、まず真似るところから始まります。
真似ることはある意味盗むことでもあります。
サッカー少年や野球少年も、最初はあこがれの選手のプレーを真似して、そしてだんだん自分のものにしていきます。
そこでは誰も教えてくれません。
ただ見様見真似で少しでもそこに近づこうとしているだけです。
そうするうちに自分なりの「型」というのができてきます。
憧れの選手のプレーとはまた違ったプレーが自分のものとして手に入るのです。
教えてもらっているうちは、それ以上にはなれません。
なりたい姿を追求して、自らその技術を盗みに行き、そして昇華させることでオンリーワンな存在になっていくのです。
最近は、「教えてもらってない」と平気で口にする若者がいますね。
仕事や技術とは、教えられるのもではなく、主体的に盗みに行くからこそ自分のものになるのです。