絵画を購入する謂わゆる収集家気質の方の場合、その絵画に対する個人的な価値を見出した金額


まぁ、基本的に個人売買が基本で、購入者の言い値で取引をして作品の売買が行われる結果として、一流のアーティストの方には一枚の絵画に対して数億円という対価が支払われているのだろうと認識している。


これは昔の話だと思うし、今の時代にそういう取引があるということも聞くが、その先の事(例えばコピー商品に関する収益)とか、今の時代だと様々な契約の上で活動しているアーティストが多数いると思うので、どういった契約があるのかはやったことがないから全く分からないし、今の時代だと音楽家とほぼ変わらないような契約をして活動されているアーティストの方も多いんじゃないかと思っている。


SNSが普及したこともあり、プロがああだこうだと無理矢理にでもトレンド入りさせて知名度を上げ、知名度を上げてあげる代わりにこれだけの作品を毎日SNSにアップしなさい。


そして、それを作品集にして販売して、その売上のパーセントを我々に寄越しなさいということだろう。


実際はもっとエグいのかも知れないけど、大人の世界というのは大体そんなもんだと思ってる。


音楽の場合、完全にインディーズでやれば収支100%でやれると思うが、大半はレーベル(出版社)に所属して大人に頼っているのが現状だと思う。


アーティストはレコーディング費用はマネージメント会社やレーベルに負担して貰って、アーティストに費用は一銭も出させません。


その代わり、原盤権の50%は出版社のものとなるので、売り上げの大半は出版社に分配され、そのうちの数パーセントが作詞作曲者、編曲者、演奏家にそれぞれ定められた割合で帰属されるという仕組みになっている。


ただ、レコーディング費用のみならず、プロモーション費用を捻出するのは会社だし、それだけのプロモーションがアーティストに出来るのか(長年この業界でやってきて独立したような人は別として)ということと、


己の力だけでそこまでのセールスを築くことが出来たのか?という時点で、出版社とアーティストはイーブンという関係だと言わざるを得ないのではなかろうか。


ただ、この時代を生きた人間から言うと、個人で頑張って地位や名誉を築こうとするよりも、レーベルに所属することがよっぽどの近道だと誰もが認識していただろう。


それは絶対的な先駆者がいたから、そこを追っかけた人間にとっては必然とも言えるだろう。


個人的な話をすると、我々世代の四国出身(中国語みたいね)のバンドマンからすると宇宙戦隊NOIZLa'MuleShiverLubis Cadir(12012含む)Kayaさんとかが神だし、地元でやってた時は年に2回ぐらい某Cバンドがツアーでライブに訪れるし、某地球を震わせるバンドに拉致られたせいで体育会系体質も鍛えられたし(生まれつき体育会系だが)、色々踏まえて上を目指そうと思うのは自然な話なので、現役時代はあのようになろうとガムシャラにやってきたのを思い出す。


当時は日本全国の様々な人間関係の上で一つのバンドが成り立っていたというように感じる。


義理とか人情とか、上とか下とかが明確に分類されてた時代だよね。


ただ、現在でも変わらないのは各バンドの魅力を決定するのはファンだし、現在だと個として曲を売買することが出来る時代だという。


現実的な話をすると、事務所が絡んでどうこう出来る人と違い、個人でソロ活動をするとなるとライブ一本やるのにも10万円弱の経費がかかるし、今回に関しては状況が状況だけにギリギリまで総動員として会場に何人入れるのかも分からなかったし、結果として現在の情勢の上で対前年比で比較すると、観客総動員数はおよそ50%減ぐらいなので、やればやるだけ支出が増える。


それを見越してグッズ等の収益を考えなければマイナス収支で終わってしまうので、せっかく来てくれた方にとっては納得いかないだろうし、トータルでマイナスプロモーションになるから元も子もない。


実際に演者としてライブをやって楽しかったという思いもあるが、大袈裟に言うと一人の実業家として考えるなら限りなく荷が重く、尚且つ責任重大な立場だったのだろうと考えさせられる。


しかも継続して活動してる訳じゃないから給付金なんかも貰える訳じゃないし、予想はしてたにしても実際にライブが終わってみりゃだったわけだ。


ただ、冒頭でも言ったように作品への対価をアーティスト個人的が得られるのだとしたら、レーベルとかアーティストの垣根を越えて純粋な評価を得られると思うので、モチベーションにも繋がると思うし、そういったことを積極的にやっていこうと思っている。


実際にライブをやってみて創作意欲は膨らんだし、あれから色んなフレーズが頭の中を駆け巡っているのでこんな記事を書いてみたが、


賛否両論はあると思うけど、やりたいことをやっていくのがアーティストだと思う

し、その作品に評価をされたりされなかったりというのもアーティストなので、


普通の生活をしながらもアーティストとしての活動は続けていきたいと思ったし、頭の中に湧き上がっているフレーズを早く聴いて貰える状態に作り上げたいと思っているので、


完全に聖ソロの作品として完成して世に発射されたらあなた方は買うのか???買うよね???


買え‼︎


トワレ‼︎