スリービルボード | MASAの踊り念仏。

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日本のモータウン豊田市でダンススタジオを経営する社長兼ダンサーのMASAのブログ

日々の出来事や感じた事をブツブツと書き散らかしております。

 アカデミー賞ノミネートの映画、『スリービルボード』を観てきました。

自分のホームの映画館のムービックスでは、上映してなかったので、昨年末にできたばかりの、プライムツリー赤池の中にあるTOHOシネマズへ!

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できたばかりあって、まだピカピカでした。
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朝一だったので劇場通路に居たのは係員の方のみ!

劇場内も自分より前には、誰もおらず貸切状態で楽しめました。

ストーリー

娘を殺害された母親が警察を批判する看板を設置したことから、予期せぬ事件が起こるクライムサスペンス。本作はベネチア国際映画祭で脚本賞、トロント国際映画祭で観客賞に輝いた。娘を失った母をオスカー女優のフランシス・マクドーマンドが演じ、『メッセンジャー』などのウディ・ハレルソン、『コンフェッション』などのサム・ロックウェルらが共演。ウディやサムも出演した『セブン・サイコパス』などのマーティン・マクドナーがメガホンを取る。

ミズーリ州の田舎町。7か月ほど前に娘を殺されたミルドレッド(フランシス・マクドーマンド)は、犯人を逮捕できない警察に苛立ち、警察を批判する3枚の広告看板を設置する。彼女は、警察署長(ウディ・ハレルソン)を尊敬する彼の部下や町の人々に脅されても、決して屈しなかった。やがて事態は思わぬ方へ動き始め……。


感想は、凄い映画。なかなかこの感覚は味わえない。

ここまで、予想を覆されるとは。

予告を観てクライムサスペンスと書いていたのでバイオレンス系かなと思って観たら全く違っていた。

善悪でなく人間って裏表あるけどそこが愛おしいと思わせてくれる映画でした。

元々心根の優しい人達が、立場や境遇によって憎しみ合うんだけど、赦しがある内容に思えました。

差別問題や社会問題もたくさん散りばめられているんだけど、くすりと笑えるブラックユーモアも入っていてこの内容をよく2時間に収めたなあと思うほど、無駄なシーンや演出のない映画でした。

もっと英語が堪能ならもっと深く映画の世界に入れるのにと自分の英語力の無さが悔しく思えた。


拙いヒアリング力でも、このシーンはもっと直接的に訳した方が伝わるのになあと思いつつ、文字数の制限とかもあるから大変何だろうなと感じた。

字幕の内容によっても印象がガラッと変わる映画でもあると思いました。

観る人を選ぶ映画ではあると思いますが、映画好きの方やこれから映画好きになりたい方は、観ておくべき作品です!