昨年10月末あたりから、公私ともに本当に色々なことがありまして、
年末年始もあり、ようやく一息、落ち着いて、この2カ月くらいを振り返る時間ができました。

「人間万事、塞翁が馬」

”人間万事塞翁が馬とは、人生における幸不幸は予測しがたいということ。
 幸せが不幸に、不幸が幸せにいつ転じるかわからないのだから、
 安易に喜んだり悲しんだりするべきではないというたとえ。”
 

ベンチャー企業、いや中小企業と言った方が、正確かもしれません。
長年、会社経営をしていると本当に、この言葉の通りだなと切に思います。

優秀な人間が辞めていったと思えば、
若手の急成長を目の当たりしたり、、、

大きな提案の失注してしまったかと思えば、
新たな商流が生まれたり、、、

もちろん、逆もまた然りで。

組織力があがってきたと思ったら、
解約が連発したり、、、

会社の雰囲気がよくなってきたと思ったら、
予期せぬ退職者がでたり、、、

ジェットコースターのような出来事が、
数ヶ月、いや数週間単位で、起こるわけです。

コントローラブルなこともあれば、
アンコントローラブルなこともあります。

自責すべきこともあれば、
どうすりゃよかったんだか、
答えがでないこともあります。

どんなことがあっても、会社を継続させていくこと、
それが経営者の務めであり、経営力なのだとは思います。

にしても、ホントに毎年、毎年、色々なことが起こります。
毎年、年末は、「今年は激動の一年でした、、、」と言っていますw

さて、こんな環境に10年も身を置くと人間、やはり慣れてきてしまうんですね。

それは、1つには、
「何が起きても、なんとかできる」
という経験則からくる自信と

もう1つは、
「何が起きても、なんとかなる」
という体験値からくる楽観性みたいなものかもしれません。

年末年始、ラストチャンスというビジネス小説を読みました。
実際のモデル企業がある実話だそうですが、壮絶な”塞翁が馬”状態です。

 

 

 

ドラマ化もされており、AMAZONプライムで観れますので、

是非観てみてください。

 

 


その中で、1つのテーマになっているキーワードが、
「人生に七味あり」

七味とは、恨み・つらみ・妬み・嫉み・嫌味・僻み・やっかみ。

人生、これらのスパイスがあるからこそ、
面白く、味わいの深い人生になるのだとか。

会社の一生も、同じですね。

時々、前に進んでいるのか、後退しているのか、よくわからなくなることがありますが、

”ベンチャー万事、塞翁が馬”

何があっても、それが組織を面白くするスパイスだと思って、
楽しんでいける仲間と一緒に今年も愉快にやっていきたいと思います。

愉快活発

これが2019年の企業テーマです。
改めて、今年もよろしくお願いします。