本年も、世間よりも一足早く本日、最終営業日とさせていただいております。


さて、2018年の一年を振り返っておきたいと思います。
この1年は、自分自身、反省ばかりの一年だったと言わざるを得ない苦しい一年でした。

2016年に再インストールを掲げ、事業ドメインを大幅に変換させ、
2017年ブレインネット社の合併をもって、組織体系を強化。

基盤ができた2018年、それをいかに躍進させていくかということで、
3ヵ年計画を掲げ、邁進するはずの一年でした、、、

昨年の年末のブログでは、
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来年以降は、実際にそれを実現していけるかどうか、

口先だけ、理想論ばかりのピーターパンで終わらないかどうか、
いわば試金石となる3ヵ年計画の第一歩の1年がスタートします。
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こんなことを書いているわけで、
完全にピーターパンとなってしまったわけです、、、猛省です。

しかしながら、数多くの失敗から、得た気づきも多く、
それを2019年につなげていきたいと思います。

2018年、最大の反省点としては、
皮肉なことに私の危機意識、ストイックさが
生んだ”べきマネージメント”。

大きな市場変化に追従しなければならない中で、
目標となる数字や競合企業と差分値をいかに埋めていくか。
理想から逆算して、ストイックにPDCAをフル回転させていく。

そんなマネージメント手法の中で、
心理的安全性が確保されず、メンバーの主体性を損なう
組織が出来上がってしまっていたように思います。

Mustだらけの組織
Shouldだらけ組織

生き残ることが目的となり、
やりがいや達成感、進行感が発生しにくい組織。

マネジメント層も、メンバーも常にギスギスしており、
目標の達成はおろか、退職希望者を生む状態を
作ってしまっていたのではないかと思います。

当事者意識の高い、主体性をもった組織を目指していたにもかかわらず、
結果的に真逆の方向にアクセルを踏んで走っていました。

走行する中で、無論、異常には、気づいたものの、
発熱した際に、解熱剤を飲むが如く、都度都度の処置は施したものの、
根本要因を突き詰め、解決するに至りませんでした。

50人の壁、市場変化への追従の難しさを痛感した一年となりました。
さて、2019年、この失敗から得た気づきに徹底的に向き合いたいと思います。

どこかで、外を見過ぎて、背伸びをし過ぎていたのかもしれません。

この1年で、マネジメント層、メンバーの成長、自社マーケティングの確立、
各社アライアンスパートナとの関係強化、商材力の強化とパワーアップした点も多分にあります。

2019年は、TOPや幹部マネジメントから、現場、主体の組織に転換させます。


現場からWill、Wantを吸い上げ、べき論ではなく、主体的に前進するチームを目指したいと思います。
その結果として、進化への追従を実現し、強い組織が形成できるのではないかと思います。

サクラサククレド10ヶ条の中で、

”愉快活発”
やるからには何事もポジティブに、周囲を巻き込み、とことん楽しく従事せよ

”自考自走”
現場が主役、主体性と高い当事者意識を持ち、自ら考え、自ら行動せよ

2019年はこの2つの言葉をテーマに、現場も、私自身も愉しい組織にできればと考えています。

末筆ながら、2018年も、クライアント様、パートナー様、
また弊社スタッフ、並びにスタッフを支えてくれた皆様、
誠にありがとうございました。

満足のいくような結果をご提供できなかったケースも多々あったと認識しております。
今年の反省を糧に、しっかりお返しできるよう来年、メンバー一同、
尽力する所存でござまいますので、ご支援賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

 

サクラサクマーケティング株式会社

取締役社長

根岸 雅之