こんにちは。

 

自らのHSP傾向と付き合いつつ、

精神科医として働きながら、

イヤイヤ期真っ盛り(もうすぐ終わり?)の男の子のお母ちゃんしてます。


今日は4歳の息子から学んだお話。



ここ最近、息子は馬がブーム。

乗馬教室よりもっとゆるい感じの、

馬と触れ合える広場に行ってます。


馬にご挨拶

ブラッシング

蹄の手入れ

馬に乗ってお散歩

おやつの人参をあげるにんじん


いつもこんな流れです。


蹄の手入れは、脚を持ち上げ、

蹄の裏全体を掃除します。


ただ、馬の脚は重くて、

蹴られることもあるので

いつも夫がして、私と息子は横で見学。


ある時、

馬に乗ってお散歩を楽しんだ後、

気がつくと息子は

地面にしゃがみ込んでいました。


何してるんだろ…?

と覗き込むと、




なんと!




息子がしていたのは、

自分の足を馬に見立てた

「蹄の手入れ」でした。

鉄爪という道具を使い、

入念に長靴の裏の土や砂利を掃除しています。


その後は夫に馬になるよう命じ、

夫の蹄(長靴だけど)も…


よく見ていたのでしょう、

忠実に再現していました。



この光景を見て、私は驚くとともに、

ちょっぴり反省もしました。


私の中では、「馬に乗る」ことが

メインイベントなのだと思っていました。


だから蹄の手入れ、ブラッシング、おやつは

メインにくっついているオマケみたいなもの。

メインを楽しむためには、

まあ…やらなきゃいけないよね。

そんな感覚だったんです。


でも、息子にとってはそうじゃなかった。

どれがメインでもなく、

最初から最後まで、

息子にとってはどれも等しく

大切な経験だったんです。


小さな工程も大事にしていること、

できないことがあっても

興味を持って観察していること。


息子のそんな一面を知り、

頼もしく思ったできごとでした飛び出すハート

やっぱり子供って、すごいなぁ。


私が忘れてしまった、

あの情熱、澄んだ心、本質を見る目には

もう降参🏳敵いません。


まだまだ手を焼くことはあるけれど…汗うさぎ

今日なんて癇癪を起こして牛乳とおかずを

ぶちまけられましたよ…絶望