こんにちは。

 

自らのHSP傾向と付き合いつつ、

精神科医として働きながら、

イヤイヤ期真っ盛り(もうすぐ終わり?)の男の子のお母ちゃんしてます。


前回はこちら。


今回は、

精神科医シリーズ(いつの間に?)から離れて、

つい先日4歳になった息子の話。



黒猫しっぽ黒猫からだ黒猫からだ黒猫あたま


この夏も、暑かった魂が抜ける

私はスイカが大好きなので

毎日のように食べてました。

夫も息子も、そこまでは好きじゃなさそうにっこり



ある日曜日、

家族で散歩していた時に

果物屋さんの前を通りかかったんです。



閉店間際で、

店先では店員さんが大きな声で

「スイカ安いよ!」と

道行く人に声をかけています。



スイカ…スイカ…

スイカが安いってよだれ



つい私の足はフラフラとお店の方へ。

スイカと目が合ってしまい、

気がついたら店員さんに、

「スイカください!」と言ってました。


「どのスイカにする?」と

店員さんが言った瞬間に、

息子が「コレ!」と指差し、

鶴の一声で決定スイカ



これが当たりのスイカで、

とっても甘くてジューシー!



選んだ息子に、

「美味しいスイカ選んでくれてありがとう」

なーんて言いながら、


家族みんなでたくさん食べました。



猫しっぽ猫からだ猫からだ猫あたま


その2週間後のこと。


寝る前に、

息子と布団の上でゴロゴロしながら、

いつものように

とりとめのないおしゃべりをしていた時です。


唐突に、息子が


「僕が選んだスイカ、美味しかったよねぇ」


と話し出したのです。


最初は、

え?スイカ?何のこと?

と思っていたのですが、

2週間前の出来事だと気がつきました。


その後も、

「あのスイカ、何で美味しかったと思う?」

と、

「美味しいスイカを選んだ僕を褒めてくれ!」

と言わんばかりの発言のオンパレード。


もちろん

「そうだよね、君が選んでくれたから

美味しかったんだよね。

美味しいスイカ食べられて良かった!」

と返します。


それを聞いた時の息子の誇らしげな顔!


「僕が選んだ」スイカで、

「みんな喜んでくれた」


このことが、

息子の中でとても大きな意味合いを持っていたようです。


何気なく褒めたことが、


自己肯定感を爆上げしていたようです昇天




子供は、まだ時間感覚が曖昧で、


過去と現在、未来がごちゃまぜになっています。



そして、強烈な感覚を伴う出来事は、


時間が経っても、ふとしたタイミングで、


「まるで今起きていることのように」


その感覚が蘇ってくるみたいです。



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今回の一件は、


息子の中の「成功体験」として


強烈に彼の記憶に残っていることが


分かりました。



ということは、親は何ができるか。



自己肯定感を上げるtipsとして、



落ち込んでいる時、

自信をなくしている時に、



食事しながら


「ふと思い出したんだけど、あの時さぁ、


君が選んでくれたスイカ美味しかったなぁ」って。


直接的に

「ドンマイ!大丈夫だよ!」って

励ますのもいいけど、


こんなふんわりした言葉がけも、


じんわり心を温めて、


なくした自信を取り戻すのに


きっと役に立つと思いますニコニコ