こんにちは。

 

自らのHSP傾向と付き合いつつ、

精神科医として働きながら、

イヤイヤ期真っ盛り(もうすぐ終わり?)の男の子のお母ちゃんしてます。


先日、映画「ドライブ・マイ・カー」を

観てきました。  

https://dmc.bitters.co.jp/


昨年夏に公開されて、

観ようかどうか迷っていたのですが、

・3時間の長い映画 トイレ大丈夫かしら…


・ベッドシーンが長いらしい 目のやり場に困るかしら…


・村上春樹さんの原作 理解できるかしら…


とうじうじ考えているあいだに、

公開が終わってしまったのです。


そして最近、近くの映画館で

再上映されることになり、

「今度こそ!」と決意し行ってきました。


映画には疎いので、

ちゃんとした感想は書けませんが…



3時間、心をどこかに

「運ばれる」感覚でした。


観終わった後は、

スッキリでもなく、モヤモヤでもなく、

でも、紛れもなく

「何かを感じて」「心が動いた」

ことだけは分かりました。


ストーリーの一義的な解釈はなく、

観る者に委ねられています。


自分のこれまでの人生と、

映画の内容が混ざり合って、

きっとみんな感じることが違う。


レビューを読んでも

感想がバラバラなのも頷けます。


とりあえず私は、

「悲しくても辛くても、

生きている者はちゃんと生きなくちゃいけない」

というメッセージを強く感じました。


簡単には語り尽くせない、

味わい深い3時間でした。


もっと上手に言語化できたら良いのですが、

誰が観ても、

「響く」ものがあると思います。


観終わった後は、「お腹いっぱい」でしたが、

やっぱりもう一度観たいな…と

思い始めていますにっこり