こんにちは。

 

自らのHSP傾向と付き合いつつ、

精神科医として働きながら、

イヤイヤ期真っ盛り(もうすぐ終わり?)の男の子のお母ちゃんしてます。


前回はこちら。


今日は、本の中から

心に残ったことをシェアさせてください。


「幸せな子ども/松井るり子(学陽書房)」

P35 かわいがりは怖くない
から、ちょっと長いですが一部引用します。

「我が家もご多分に漏れず、
子どもの『買って買って』攻撃の時期がありました。
〜中略〜
したたかさがベースにあれば『鳩の優しさ』は、いくらでも出せます。
ベースが危ういと、怯えた子犬のようにダメダメキャンキャンと言うことになります。
何をやるかと言うと、「優しくすればつけあがる」と言う妙な了解です。
あなたは大事な人に優しくされたらつけあがりますか?
嫌いな人と損得で付き合う場合はそうかもしれませんが、好きな人とそういう関係になることは、ちょっと考えにくいです。
優しくされたら普通、
『そうだ私も謙虚になって、相手を喜ばせよう』と思います。 
『客観的に見ておかあさんの出来が多少悪くても、そんなことは知ったことか。
おかあさんがおかあさんであるというだけで、
おかあさんが大好き』と思ってくれる、
世にもありがたい相手との幸せな時間に、
『優しくすればつけあがる』なんていう
世俗的な心配を忍び込ませるのは悲しいです。」

…私も、甘やかしたらつけあがるんじゃないか、
そう思って、ついダメダメって言ってるかも不安

「自分本意になってるな」と感じたら、
弛んだ背中をピリッとさせるために
読み返しています。