明治神宮を参拝後,車両の世代交代が進んだ東京メトロ千代田線と同線に乗り入れているJR東日本常磐緩行線車両,小田急の車両を撮影する為,代々木上原駅へ。
JR東日本常磐緩行線用E233系2000番代,マト3(クハE233-2003)編成「代々木上原」行き(当駅止まり,1600K 我孫子駅16:13発→代々木上原駅17:21着)。 E233系2000番代は中央快速線用E233系0番代・京浜東北線用E233系1000番代をベースとしながらも千代田線直通対応のため狭幅車体となっている。また前面には地下鉄線対応装備として非常時脱出用の扉を設置している。
東京メトロ千代田線6000系6119編成,「綾瀬」行き(1749S 代々木上原駅17:23発→綾瀬駅18:03着)とマト3編成の並び。
東京メトロ千代田線16000系16107編成,「多摩急行 唐木田」行き(1659S 綾瀬駅16:47発→唐木田駅18:00着)。 16000系は6000系取替用として'10年度から'12年度にかけ16編成(160両)が投入された。
6131編成,「取手」行き(1775S 代々木上原駅17:26発→取手駅18:46着,左)と16107編成(右)と東京メトロ千代田線新旧車両の並び。
6000系6001編成,「回送」(出庫回送→取手行きに充当,1761S 代々木上原駅17:37発→取手駅18:58着)。 6001編成は6000系第二次試作車。 16000系投入に伴い6000系に廃車が発生,一部の車両はインドネシアのインドネシア鉄道会社へ売却されている。
16000系16104編成,「代々木上原」行き(当駅止まり,1669S 綾瀬駅17:02発→代々木上原駅17:40着)。
16000系16102編成,「回送」(出庫回送→我孫子行きに充当,1753S 代々木上原駅17:59発→我孫子駅19:12着)。
小田急4000形4561編成,「多摩急行 唐木田」行き(1793E 綾瀬駅17:15発→唐木田駅18:34着)。 4000形は1000形の後継車両として'07年に登場した。1000形は地上線の老朽化した車両として転用。4000形はJR東日本E233系の設計をベースとした車両で,地下鉄線乗り入れのため車体幅2790mmとなっている。
16000系16115編成,「代々木上原」行き(1636S 我孫子駅16:48発→代々木上原駅17:58着)。16000系16107編成(2次車)以降前面非常扉が左寄りに変更が行われた。これは運転席の視界をより広げるため。
16000系16102編成,「我孫子」行き(1753S 代々木上原駅17:59発→我孫子駅19:12着,左)と16115編成(右)との並び。こうして並んでみると前面非常扉の位置が変更されているのが判る。
JR東日本E233系2000番代マト13(クハE233-2013)編成,「代々木上原」行き(当駅止まり,1706K 松戸駅17:13発→代々木上原駅18:03着)。 E233系2000番代は東京メトロ千代田線直通対応のため,ほかのE233系グループと異なり狭幅車体を採用しているので,E233系をベースに誕生した小田急4000形に近い外観。
現在,小田急4000形は綾瀬駅まで,JRE233系2000番代は代々木上原駅までの乗り入れ運転となっているが,4000形にJR保安装置・E233系2000番代に小田急の保安装置を搭載する工事をそれぞれ施行中で,数年後にはJR線常磐緩行線で4000形の姿が,小田急線でE233系2000番代の姿がそれぞれ見られる事になる。
最後に撮影の合間に撮影した小田急「ロマンスカー」を。
小田急ロマンスカーのフラッグシップ50000形「VSE」(VaultSuperExpressの略,Vaultは丸天井の意味)の「はこね45号」(0145 新宿駅17:35発→箱根湯本駅19:12着)。
小田急50000形「VSE」と引き上げ線に停車中のE233系2000番代マト15(クハE233-2015)編成との並び。
小田急7000形「LSE」(LuxurySuperExpressの略,Luxuryは「贅沢な」の意味)の「えのしま75号」(0575 新宿駅17:44発→藤沢駅18:44着)。 7000形は'95年から始まったリニューアル工事の際塗装変更が行われたが,現在は登場当時の塗装に戻っている。4編成製造されたが,7001・7002編成が廃車され現在は2編成が残存している。
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