昨年6月からリフレッシュ改造工事の為,アルナ車両(阪急正雀工場隣接)に入場していた大阪市交堺筋線66系66605編成の改造工事が終了,試運転が始まったと知りこの日撮りに行きました。
試運転は残念ながら無く空振りに終わりました
気を取り直し正雀工場で検査を受けていた阪急伊丹線(神戸線塚口駅~伊丹駅間)用3000系3077編成の出場回送を撮る為,正雀駅へ。
同編成は数少なくなった運行標識板車両です運行標識板には例:「種別:急行・行先:始発駅・終点」を記載,普通列車なら種別を省いたりしてました。現在の車両はLED(フルカラー含む)表示・表示幕車両が大部分で,運行標識板車両は貴重な存在になっています。
阪急も新車導入に伴い運行標識板車両から淘汰が進み同編成にとり今回の検査が最後となると思われます。
やがて車庫から出庫線へ3077編成が出てきました。
車庫から出庫線へ入線する3077編成。
3077編成は,2021系1両・3000系2両・3100系1両(塚口寄り先頭車が3000系3077・伊丹寄り先頭車が3100系3100)と異色の編成です!!両先頭車の形式が異なるのは,'98年8月3100編成(8両)を分割,伊丹線に投入する際中間に入っていた3151の乗務員室状態の関係から,今津線3076編成(6両)の中間に入っていた3077と交換したからです。
出庫線で出発待ちの3077編成。出場試運転時には省略された台車の再塗装も行われ美しい姿に。
出発時間になり3077編成は所属先の西宮車庫へ回送されて行きました。それを見送りながら今度ここに来るのは廃車回送になるのかなと思いました。
最後に「西国七福神」のヘッドマークを掲出した9300系9302編成の写真を。
正雀駅を通過中の9302編成。女性車掌が退避列車の車掌に向け敬礼。