大阪市交谷町線30000系試運転

大阪市交通局は,谷町線30系老朽化置き換え用として'09年より新型車30000系を導入,30系(ｾﾐｽﾃﾝﾚｽ･ｱﾙﾐ車)を順次淘汰していますが,30000系第10編成目となる車両が,'13年下旬に製造ﾒｰｶｰの近畿車輌から中央･谷町･千日前線の検査を行う森之宮検車場へ搬入されました。

その後,受取･臨時検査を行い2.12(火)に中央線森ノ宮⇔大阪港間で公式試運転を実施しました。これにより'12年度増備車3編成(32608～32610編成)全て揃いました。
同編成は翌日,谷町線大日検車区へ回送,18(月)谷町線で試運転を行い,20(水)より営業運転を開始しました。



中央線で試運転を行う谷町線30000系32610編成。



森ノ宮へ戻る32610編成。谷町線の車両が中央線を走行するのは珍しい。

画像は全て九条駅にて。


32610編成運用開始と代わりに3.1(金)30系ｾﾐｽﾃﾝﾚｽ車で最後まで残っていた3093編成が朝ﾗｯｼｭ時の運用で営業運転を終了,同日夜に大日検車場から森之宮検査場へ廃車回送されました。これによりｾﾐｽﾃﾝﾚｽ車は消滅,残るは30系ｱﾙﾐ車3編成のみとなりました。

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