義務教育受けたものなら大抵知っているはずの、かつての自動車産業の都市『デトロ
イト』の紹介です。
同市の自動車産業崩壊の原因として、日本のことを悪く云うのかな?と思っていまし
た。
少しはそんな意見もありましたけど、根本原因は白人の町として産業が発展してきた
にもかかわらず、自動車の膨大な需要にこたえるため、GE(だけかな?)の生産現
場に、多数の黒人を雇い入れたようです。”町中が黒人であふれ主流となって” 逆に
白人は田舎の方へ出て行ったということです。
そうしているうちに、日本をはじめとする小型自動車が市場を占拠してしまい、大
型車にこだわったGEは破綻してしまったという流れのようです。
自動車産業がメインのデトロイト、自動車不況にもろかった。他の産業がなかった
ことをデトロイトの市議会議員は指摘していました。
こういう事態では、市の税収が激減してしまい、市の経営ができない。市の負債が
どんどん増える一方なんです。
救急車は規定数いない。電気も水道も貧しいところはカットされ、それが原因で、全
米で一番火災が多い街となったようです。
その後、高価な美術品を売却など体制の立て直しをはかりました。いわゆる、日本の
企業の会社更生法みたいな法律の適用を受ける羽目になったのです。
あの有名な、デトロイトが、つまり、今でもそういう事態から抜けきってはいないの
ですが・・・
しかし、報道を通じこの状況が全世界に知られるようになって、世界各地から多額の
寄付金も寄ってきました。
もちろん、寄付金だけでは市は再生しません。
住民一人一人の意識改革も進んできました。自分たちができることは自分たちです
るとか、頑張っているのです。日本ではごみ収集車は清掃業者が市の委託を受けて
集めていますが、デトロイトでは、私用車を使ってゴミ袋を集めていました。
信じられないことですが、
でも、すこしづつ立ち上がっている気配を感じました。
今、アメリカは近隣各国からアメリカへ移住を図る人が多いですが、市の運営
ということを考えたら、それこそ、負の財産を背負うことになるとふと思いま
した。今は、トランプさんだけでなく、バイデン大統領も危機感を持っている
やに聞きます。
