線維筋痛症~医者であり患者である~ -6ページ目

私の病歴

まず、わたしの病歴を整理します。


x年y月 右頸部リンパ節炎、腕神経叢炎を発症。

数日間、38度台の発熱と、右耳から頸部、腕、手の疼痛発作に苦しみ、近医を受診。MRIにて上記の疑い病名がつくも、リンパ節生検はされず。ただ、あまりに疼痛が強いためプレドニン内服を希望したところ、プレドニン20mgを処方され2週間ほど内服。内服開始後数日でリンパ節の腫脹は改善するも、疼痛だけが遷延し、右上肢拳上困難となり休職。筋電図にて右上下肢の軸索障害の所見あり。

y+19日に疼痛発作で救急外来を受診。ホリゾン10mg筋注にて疼痛改善し、右上肢拳上可能となる。

しかし約1週間で疼痛再燃したため、他院を受診し、精査目的に入院。精査にて右上下肢の軸索損傷の所見を認めるも、ほぼ正常値まで改善していたため、神経根痛としてガバペンチンの内服開始となる。

約14日間の入院で疼痛はやや改善し退院。
退院後数日で顔面に皮疹が出現し拡大したため、薬疹、膠原病などの鑑別目的に皮膚生検。病理にて正常皮膚組織であることが確認された。(薬疹の可能性を考えて、医師の指導のもとガバペンの内服を中止。)

その後、
・カルバマゼピン:y+2ヵ月~2週間内服するも効果なく中止。
・セルシン:2~10mg 屯用中
・リリカ:150mg 定期内服中
・トラマール:25mg 屯用中
・セレコックス:効果不明
・ヒルドイドローション:効果不明
・当帰芍薬散、芍薬甘草湯
を使用しました。

x+1年に専門医より筋緊張型の線維筋痛症の診断をいただく。
x+1年y+4月より仕事のやり過ぎで症状が増悪し、休職。

現在のお薬は、リリカ150mg朝夕に分けて、ノイロトロピン4単位8錠を朝夕に分けて、抑肝散を3包朝昼夕で内服しています。それ以外に、9月末から整体で体のバランスを整えてみようと考えています。

以上、いままでの治療歴でした。

眠気のある薬は仕事の能率が下がるので、いずれoffにして疼痛発作が起きなくなって、病棟医に復帰するのが最高の目標です。でも、焦らず、完ぺきを求めない道も模索していこうと思っています(^-^)

ではでは。

幸せとは。

昨日、同じ科の先生の伝手で、線維筋痛症外来のある病院を受診してきました。電車

結果は「線維筋痛症」しょぼん
やっと病名がついて、一年の戦いに、ひとつ区切りが付いた気がします。

リリカ
セレコックス
トラマール
セルシン
トリプタノール
芍薬甘草湯
当帰芍薬散

これらの薬を合わせて飲んでますが、仕事中でも眠いから減らしたい。

ノイロトロピン錠を試してみたいな…かお

今度、相談してみよう。
こうやって手探りでも、痛みを和らげる方法を探していく。

…でも、不安は突然襲ってきました。
この先どうなるの?あせる

彼に、不安を打ち明けた。
催奇形性がこわい、私は欠陥人間なのに、どうして私なの。引け目だし、申し訳ない。私の痛みは家族にしか理解されず、そのうち一人になって、仕事一筋で生きて行くんだろうと思ってたって。

そしたら、彼は最大限の暖かい言葉で、愛を伝えてくれた。私の仕事への理解も教えてくれた。優しさと感謝の気持ちで、思わず涙がポロポロ零れた。ニコニコ

私は彼の為にも、幸せを皆に与える仕事します。痛みに負けない心を育てていくんだラブラブ

皆の幸せに、少しの笑顔に、満足に、優しさに、触れたいと思うクローバー
明日も患者さんに笑顔を届けようにひひ

iPhoneからの投稿

癒者として

久しぶりにアメブロキラキラメモ
今日の午前中は痛くてストレスだったけど、薬を飲んで、午後から良くなってきました(^ ^)(眠くもなったけど…) 痛みも副作用も本当にストレスです。

でも嬉しい事に、限界だとSOSを出したことで、周囲の理解も進んできたように思う。だから今はハードに働けないことも受け入れて、気長にやる時なのです、たぶん。

菊池病を発病してからいままで半年以上、右耳から首にかけての痛み、右手の痺れ、可動範囲制限、疲れ易さと戦ってきました。同時に職場の方々への申し訳無さとの葛藤もあります。

この痛みのせいで(おかげで?)進路は小児科から血液内科に変わりました。小児科に行けない状況になったことが辛くて辛くて、どうしようもない気持ちになることもありますあせる

でも、こういう紆余曲折を踏まえた事を癒者として、誰かに還元できる日が来ることを信じていますラブラブ

いま「ペインコントロール」は徐々に認知度が高まって、TVでも線維筋痛症などが頻繁に取り上げられるようになってきたようです。愛知の「痛みセンター」や静岡県立病院、大阪大学にも痛みを研究している先生がいらっしゃるようです。
今後、どんどん医療者の間でも認知度が高まるよう願っています。そしていつか、私も伝える側になり、患者さんの心の痛み、身体の痛みを取れるようになりたいです。