芝居感想 Jazzyなさくらは裏切りのハーモニー ~  | 映画や芝居の感想

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久々の劇場でした。

 

新橋演舞場シリーズ第7弾!! 東京喜劇
熱海五郎一座
Jazzyなさくらは裏切りのハーモニー
~日米爆笑保障条約~

 

-出演・構成・演出-

 

  三宅裕司

 

   

 

  -出演-

 

  渡辺正行

 

  ラサール石井

 

  小倉久寛

 

  春風亭昇太

 

  東 貴博

 

   

 

   

 

  紅ゆずる

 

  横山由依(AKB48)

 

面白かった。 吉本新喜劇の質を上げて、長く、豪華になった感じ。 もう出演者の皆様、結構なご高齢でいまだに現役なんだから素晴らしい。

65歳以上でコロナ優先接種対象だった? くらい?
内容がどうのこうのという種類の演劇ではないので、ストーリーは省略して感想を。
 
紅ゆずる 
宝塚対談後の1作品目 とのことですが、キャー素敵!!でした。
他のメンバーが動物に見えてくるくらいスラーっした肢体、よくとおる発声、きらびやかな動作、そのすべてが熱海五郎一座の中ではお笑いに昇華されていく。 それをよくわかったうえでの、オーバーリアクションなんかもすごく良かった。 ほとんどスカを食らったフリはなかったんじゃないかと。
全部爆笑でした。
登場シーンでの「階段おりてくるの飽きちゃって」とか。 
キュート。 ラストのジャズ熱唱では色っぽさ全開の衣装でこれもまたよくお似合い。 体の線が美しい人って、この手のただの布を巻き付けただけ、、、みたいな服がほんとによく映えます。
これぞ「映え」ってやつ。
まぁ、彼女が舞台にいる限り、目が釘付けですから、宝塚ジェンヌのオーラって何なの? 
 
全体を通して、いい意味で力が抜けた舞台だったと思う。
客層もご高齢(ま、自分も含みますね)が多く、若かりし頃からずーっと三宅一座のファンなのかなと思いました。 この劇団とともに齢を重ねて参りました。。。と。
笑いは間の取り方が大事とよく聞きますが、セリフ忘れなどの急なハプニング時のアドリブのセリフ、間の取り方、表情、どれも秀逸で爆笑の嵐でした。 
さすが、、、熟した演芸。
見て本当によかった。
気持ちが暖かく、豊かになりました。
ありがとうございました。