コンタクトレンズ使用者の方☆角膜感染症について
先週、サイバーエージェント様のご招待でメニコン の
マスコミ向けのセミナーに行ってまいりました
場所は、ニューオータニにて.....
近年増加する「角膜感染症」についての詳しい
お話しをお聞きして 本当にビックリ仰天でした。
愛媛大学医学部の宇野敏彦先生のお話からはじまりました。
角膜感染症とは、
最近やカビ(真菌)、ウィルスなどの病原体が角膜に感染して
炎症をおこしている状態のことをいいます。
↑どんな症状がでるの?
目の痛み (眼痛)
目のゴロゴロ感 (異物感)
白目が赤くなる (充血)
涙がポロポロ出る (流涙)
瞼の腫れ (眼瞼腫張)
角膜が白くにごって、視力が低下したり ひどい場合は失明
してしまうこともあるとのこと。
30歳未満の症例の なんと9割がコンタクト装用者と
いうから怖いデータです.....
コンタクトレンズ装用者の44%が何らかの誤使用をしている
というお話も興味深いものでした。
例えば、1dayタイプのコンタクトを使用しているのに 忙しくて
買いに行けずに交換時期が過ぎているのに使用している人。
↑えーっ!そんな人いるのー?」の声が会場であがりましたが
いるんですね.. ビックリ!!
コンタクトレンズをしたままで「うたた寝」している人も注意が
必要みたいです。
↑私もよくコンタクトしたまま ソファーでうたた寝することが
多いので、これには驚きました。
目の機能が低下して角膜感染症になりやすくなるリスクが
高くなるとの説明でしたので......
気をつけなきゃ~
一番ビックリしたのは、コンタクトの保存ケースをきちんと洗浄
していないと、菌がケースの中で増殖してバイオフィルムを
作るという恐ろしい話でした。
「バイオフィルム」とは、
増殖した菌同士が集まり、外的から保護するための気質を
分泌してシェルタのようなものを作るということ。
この状態になると消毒剤が浸透しにくいため、菌を殺すことが
困難になるみたいです。
↑1dayタイプでないコンタクト装用者の方、
ケースの洗浄もきちんと行うようにしてっくださいね~
いろいろな怖いお話を聞いて思ったことは、
1、コンタクトは、眼科で検眼、処方を受けてレンズを購入すること。
2、角膜のバリアを低下しないような酸素透過性の
高いコンタクトレンズを選択すること。
3、コンタクトレンズ及びケア用品のチョイスを間違えないこと。
(消毒効果が高く(ソフトレンズ用)角膜への影響の少ない
ケア用品を選ぶこと)
4、レンズのこすり洗いで菌が1/100に減るので
表と裏をきちんと洗浄する。
5、もちろん、レンズを触るときの手洗いは しっかり洗って
くださいね。
私は、毎日1dayタイプのレンズを使用していますが
酸素透過性の高いのレンズが目のためには
いいんだなーと思いました。
今、使っているレンズが終わったら、一度試して
みようかなー
↑メニコンの方が、コンタクトの正しい洗い方を
デモストレーションしてくださいました。
なにげなくコンタクトを使っている皆様、目にとっては
コンタクトは異物です。
きちんとしたケアと正しいレンズを選んで、目の健康を
守るようにしましょうね。
帰りには、お土産にたくさんのメニコンのケア用品を
頂きまして ありがとうございます。
最後になりましたが、このようないい機会を与えてくださった
サイバーエージェント様に感謝、感謝です.....