この世界を大きなゲームとして理解する

こんにちは。一番最初に男子文系院生のことでお便りして、直近は二人兄弟の中高時代のことを書かせて頂いた母です。

こんにちは

メッセージをありがとうございます。

モカちゃんって、ほんっとにお鼻がピンクでおられますね、とお伝えしたく。

モカでち

褒められてうれしいでち

お世辞だから、お世辞

ゲームのこと、うちはネット全般でしたが、家族としてはやきもきしますよね。

飽きるまでって、一体いつ飽きるんだよ!　と私もイライラしました。

１つのゲームには飽きるかもしれないけど、ネット全般だとね～待てないよね、５年とか１０年とか。笑笑

カウンセリングを受けた弟ですが、ある時からゲームやアニメと距離を取れるようになったように思います。

おお！

で、そのきっかけはというと。

教えて教えて～

彼は本気でライトノベル作家になろうとして、親には黙って出版社やアニメ原作投稿サイトの賞取りレースに応募していました。

なんだか考えることがすごいな

でももちろん、最終選考に残ることなどなく、自分には文章表現系の才能が全くないと、身を持って知ったのです。

「お母さん、僕消費者でいることをやめたい。プロダクトを開発する側に行きたい」と高2の時言いました。

言うことも凄い

ゲームもアニメも、大人がお金儲けの意図を持って作っていて、そこで俺等は踊らされてるだけ、じゃあ自分も人を踊らせ、悪い言葉で言えば騙す側に行くから、と。

あっちこっちの塾をさ迷い、だからご多分に漏れず成績はぱっとせず、進学校の学年下位100人の通称「裏100」常連だった息子が、功利主義者らしくなんだか寂しい社会の構造に気づいたんだなと、その時は思いました。

ゲームやスパチャのシステムに自分の欲望が操作されていることに、です。

誰かに諭されたのではなく自分で気づいたことがえらいな。

だからと言ってすぐ、翼の生えたように成績上昇するはずもなく、しっかり二浪してS台にいっぱいお金を払ったお陰で、現役時の第一志望の大学生になって今に至ります。

Ｓ台をもうけさせちゃったけど、意味のある回り道だったように思うな。

家族としては彼の努力を認めつつ、世の中を斜めに見過ぎて心が砂漠にならないよう、結構一所懸命に楽しい会話や遊びなど今も試みています。
今、お子さんのゲームなどの行動に悩んでいるお母様方は、一度お子さんとゲームのこの社会の中における意味、のようなものを話し合われると、違う世界が子の頭にイメージされるかもしれません。
メッセージしていて、私自身の頭の整理にもなりました、長文失礼しました。

ありがとうございます。

男子はね、自分でやってみて、失敗して、そこでやっと成長するみたいですね。

あまり失敗させないほうがいい女子とは根本的に違うようなんですよ。

女性である母親は失敗を恐れてあれこれ気を回すけど

要らぬお世話のようなんです。逆に成長のチャンスを奪っている。

イチローは中高一貫男子校の出身なので、

男子をよく知る男の先生がたくさんいる学校でした。

当時、努力が報われない息子をどうしたものかと担任に相談しましたが、

いいから失敗させろと。男子はどれだけ失敗したかが大事なんだと。

当時は、そんなこと言ったって大学受験は待ってくれないじゃん。と思いましたが、

子育てを終えアラカンとなった今ではその意味がわかるような気がします。

丁度、そのあたりの日記をサロンで読んでいただけます。