場面緘黙、人との出会いで変わりました

marimcreamさま、いつも母たちに寄り添うブログをありがとうございます。

こんにちは

こんにちにゃでち

ねこりは舐めるでちね

私ば、大学生の子を持つアラフィフです。
私も子供時代ずっと場面緘黙でした。

そうでしたか

小学校から高校まで、ずっと無言のまま過ごしていました。
小学校時代は完全にぼっちで、やんちゃな男子生徒たちから、いじめを受けていました。
担任の先生が、どうしたら、私が話せるようになるか、友達の輪に入れるか、クラス全員で話し合いをしてくれたこともありました。有難いことなのですが、私にとっては針のむしろで傷つきましたね。

そうか…。そうだよね。

私ば、問題児扱いされているんだって。
話し合いすべきなのは、いじめを無くすにはどうすれば良いか、いじめっ子の行動をどう止めるかだったはずです。
中学以降は、いじめもなくなり、優しい女子たちのグループに入れてもらえるようになりましたが、やはり声を出すことは出来ず、ただ微笑んでみんなの話を聞いているだけでした。

ちなみに、授業中、当てられたら、普通に答えることは出来ていました。

そうなんですね。

教科書の音読も普通に出来ていたので、先生からは不思議がられていました。
でも、それは私にとっては自然なことで、自分の気持ちや意見を声に出して言うことが苦手なのです。

気持ちや意見をいうのが苦手なのね。

作文なら書けるのかな。

恥ずかしさと緊張で声が出ません。
当時は発達障がいについて、ほとんど知られていなかったでしょうし、私自身も自分は極端に内気なだけだと思っていました。

面接のお話が出ていましたが、私は引っ越しのため、高校の編入試験を受けたのですが、面接は問題ありませんでした。
なぜなら、面接官は今までの私を知らない、明るくハキハキとした自分を上手く演じることが出来たと思います。
面接の時間って、どんなに長くても1時間程度ですよね？
教室での学校生活とは、全く別物だと思います。

わー。そういうものなのですね。

その後、地方国立大に入ったものの、一人暮らしにも大学生活にも馴染めず中退。
変わったのは、アルバイト先で、とても気の合う友達が出来てからです。同期が私と彼女、2人だけだったことが幸いしました。私は、25歳になっていました。
それからは、堰を切ったように言葉が出るようになりました。
子供時代の私とは、まるで別人です。

気の合う友達ができてそこまで変わったんですね。

たぶん、職場では人当たり良く、明るい人に見えていると思います。アルバイト先では正社員になることも出来ました。

その日は、ある日、突然やって来ます。
場面緘黙で悩んでいる子供たちや親御さんに、お伝えしたいと思います。

ある日突然…ですね