大学院で受けたアカデミックハラスメント

こちらのブログと出会ってから、かれこれ6年目となります。

こんにちは

こんにちにゃでち

marimcreamさんから、多くのことを学ばせていただいております。

ご愛読ありがとうございます。

今は息子2人のうち、発達の凸凹長男社会人4年目、大学院修士課程2年の次男となり、皆様の参考になればと思い、メッセージいたします。

発達凸凹長男の話しは、以前にお伝えさせていただいたことがありましたので、アカデミックハラスメントについてお伝えいたします。

ありましたか、アカデミックハラスメント

理系学部生の多くが、大学院へと進学する大学ですので、学部生の頃から、大学院進学を視野に入れて学んでおり、教授からは修士課程そして博士課程へ進むことを当然のことと捉えられていました。

親から見ても、博士号を取らせてやるんだと言う強い意気込みを、教授から感じる取れるほどでした。

しかし、次男本人は研究を続ける中で、博士課程の先に不安や疑問を感じるようになりました。
そして、その気持ちを教授に打ち明けたところ、態度が一変しました。

態度が一変・・・

レポートを見ない、インターンシップを許さない、就職に関する推薦状を書かないと言われる、単位を取得する条件を満たしているにも関わらず単位をやらないぞとメールが来る、卒業論文の計画書を何度も書かされ押印をしない、論文を書いても指導しないと言われる、私の時間を返せと言われる、博士課程に行かないのなら、今すぐ修士課程で退学しろと言われるなど、毎日教授からの電話やメールに怯えるようになりました。

･･･酷いですね。

それが数ヶ月続いた1月。

自分ではもうどうにもできないだろうと判断し、大学カウンセラーに相談できるよう予約をしました。
そして予約当日、報復を恐れて嫌がる次男を半ば強引に長男が連れて行きました。

メールの内容と、言われてきた言葉の記録や録音したものを提出したところ（次男本人が資料をまとめるエネルギーが残っていなかったので、家族で準備しました。）、これはカウンセリングだけじゃ済まないと、すぐ大学のアカデミックハラスメントから連絡が来ました。

いくつかの行程を経て、最終的にアカデミックハラスメントと認められ、苦情申し立てを行うかどうかと言うところまで来ました。
これについては、家族でよく話し合いをして、苦情申し立てを行わない方法を取りました。
（それでも、ゼミや就活において、多大な配慮をいただきました。）

理由は、既に就職活動が出遅れていること、修士論文の計画書の提出を急がなければならないこと、苦情申立てによる時間と心を使うことの重み、

そして、私が1番次男に学んで欲しかった点は、教授から多大な期待を受けていたことは、本人もわかっていたにもかかわらず、その気持ちに背くことで手のひらを返されるかもしれないと恐れを感じ、黙って言いなりになっていた部分があったとするならば、その行動こそが、教授に対する裏切りだったのではないかと思ったからです。

その教授は、指導熱心で、学問に対してまっすぐで、研究機関である大学院でしっかりと研究をし、その学問で世の中に貢献できる人を育てたいという気概を、50歳代の私であれば感じられる人でした。

ただ、その叱咤激励とパワハラの線引きをつけることが出来ず、自分の思い通りにならないことに対して力を振りかざしてしまったことが、今の時代にはそぐわなかったと思います。
それでも、相手の気持ちや立場に配慮した上で、自分の気持ちを理解いただけるよう伝える大切さを身に付けてほしいと思い、この決断となりました。

やっと今は、就活を行うことができ、おかげで世間様で言う就職難易度の高い企業にも挑戦出来るメンタルまで回復して、第一志望の企業から内々定をいただきました。

わぁよかった。

一時は就活もできないかもと危惧しましたが、このことがあったからこそ、面接官の気持ちやねらいを理解して、就活することが出来たと思っています。

学部生で入学したときから、土日も惜しまず大学に足を運び、大学へ行くことを大学に帰るとまで言っていた次男、辛い時期があった後でも、相談窓口やハラスメント委員会のおかげで、今も変わらない気持ちで日曜日の今日も大学に行っています。

大学へ帰る、か・・・。そこまで頑張って学門をしていたのですね。

大学へ通えなくなるところまで行かなくて本当によかった。

アカデミックハラスメントでお悩みの方へお伝えしたいのは、まずは証拠となるものを整理して、大学の相談窓口ご相談なさってください。
今の時代は、ハラスメントにおいて、Student Firstになっていると私は感じました。

アカデミックハラスメントは家族で協力して解決する必要がありますね。

本人だけでは難しいと思いました。

タッチして合格した人がいるという

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