REQU  一浪するってどう?
 
は、イチローが一浪していた時の日記と 
 
二浪していた時に私が書いた振り返り日記の 
 
リミックスです。 
 
書いてあることはすべて事実ですが 
 
何分にも当時の話となるため、 
 
現在とは違うことが多々書いてございます。
 
そこをよくご理解いただいて
 
お読みいただきますようお願いいたします。
 
 
大手予備校Y学院と
 
イケメン先生の個別指導。
 
物理はイケメン先生に一任
 
数学はコラボ
 
そして英語は・・・?
 
 
イチローを合格に導くのは
 
どのやり方なのでしょう。
 
 
 
 
 
 

10話 顧客に媚びない指導者

Y学院で英語の授業に

でてはいけない、となると、

居場所がなくなる可能性があった。

例えば

1時間目が化学で、

2時間目が英語で、

3時間目が55段階の数学だとしたら、

化学が終わった後

帰ってしまう訳にもいかないし、

受講講座の授業中だから

自習室にもいられないし、

原則、ではあるけれど 

休憩室は20分利用だし・・・。



困ったなぁ。



キャサリンの指導を受けるか受けないか

返事をしなくてはいけないだろうけど

まだY学院から時間割すらもらっていない。



55段階に通ってはいるけど、

本授業は受けたことがなく

どういう感じなのかもわからない。

対策を練ろうにも、

まだできない状態だった。



キャサリンはイケメン先生に言った。

「数学と物理はどうするの?

見てるんでしょ?

だったらいっそ辞めたらいいわよ。

大手なんて無駄よ。」