去年の私も、一昨年の私も、


今の時期は


炒られるような毎日を過ごしていました。




・・・そう


もうそれは、


「私がポップコーンならとっくにはぜてる。」


って思うくらいに十二分に炒られてましたね・・・。



ジリジリ  ジリジリと・・・。




大学受験だと


母は特に何をするって無いんですよ・・・。


下手に心配すると、ウザがられるくらいで、


用があれば、向こうから言ってくるわけですから


その時対応すればいいだけなんです。



だから、気楽にTVでもみて、


笑って過ごしてればいいんですね。



・・・だけど・・・


それができない(笑)



解っているんだけどね。



それができる母は、ここから先は解せないでしょうから


読まないでくださいね。




大学受験と言うのは、


親の受験ではありません。



小学校受験は親の受験とも言われ、


中学受験も親の出番ありまくりですが


大学受験に親の出番はないのです。



志望校を決定し、願書を取り寄せて書いて提出


全部一人でできます。


過去問だって自分で買ってくるし


(あるいはダウンロードするし)


当日の交通機関だって宿泊が必要なケースでもないかぎり


親より詳しいくらいです。



勉強が解らなかったら、


学校か塾で聞いてくるし、


間違っても(普通の)親には聞いてこないでしょう。




それなのに、母親は


ただ黙って傍観、もできないのですね。


せいぜい表向きの傍観を装うので精一杯。


心の中ではあーでもないこーでもないループですよ。




子供が暗く、



「ああ、もうダメだ。もう間に合わない。無理だ。」



と言おうものなら



「何言ってんの!


今諦めてどうするの?


目の前にあるものから


コツコツコツコツ片づけたらどうなの?


下向いてため息ついてる暇があるなら


落ち込んで考え込んでる暇があるなら


1題でも問題解け!」



みたいに言いたくなりますし



反対に、


その自信はどこから来るのだ?


と言うくらいの 能天気さで



「この間の模試は~ちょっと失敗しただけ~。


解きなおしたらできたから全然OK!


どこか受かるでしょ」



みたいに言われたら言われたで、


「危機感を持ちなさいよ!危機感を!!


本番で失敗しないって何で言えるの?」



みたいに言いたくなります。





要するに親も我儘なんですね。



シビアすぎる子供には


能天気さを求め


能天気に見える子供には


シビアさを求める・・・。




親の望む通りの配分で


危機感を抱きながらひたむきに頑張る受験生、


をやれって言われたってねぇ。


そりゃ子も困るさ。




これから受験が終わるまでの


母親の正解行動は


「口に出すなら肯定文」


だと私は思うんですよね・・・。



どんなに否定したくなるようなことを言われても


否定文は口にしたらダメじゃないかと・・・。



だって


母親は指導者じゃないから。


できることは


子供に寄り添ってやることだけだから。





「辛い」


と子が言ったら


「頑張れ!」


じゃない。


「辛いね。」


だと思う。



「この前はちょっと失敗しただけだから!」


と子が言ったら


「そうよね。ちょっと失敗しただけだから大丈夫ね。」


で良いと思います。



どこまでもとことん子供の心に寄り添ってやれば


子供が自分で言います。




「辛いけど辛いのは皆同じだから頑張るよ。」


とか




「失敗を甘く見たらダメ。本番では


こういうことをしないように絶対に気を付けなきゃ。」


とか。




親が言って欲しかった一言をきっと言ってくれます。


子だってよく解っているんですよ。




受験生には味方が居ません。


友達はみなライバルです。


先生は厳しいことを言うでしょう。


休みたいと思う自分自身すら敵に回して


頑張るのが受験生です。



だから母親だけは寄り添ってあげたらいいと思う。


子のボヤキに対して


たとえ一瞬で百個の反論が頭に浮かんだとしても・・・。




「女はみんな女優よ!」


こんな時に使う言葉です。(嘘です。)




くーちゃん ちゃんと爪が砥げたのね~って

肯定分で言って欲しいニャにゃーダウン





二浪時代は特に

大学受験に親は関係ないと身に沁みていた私は


気を揉もうと、穏やかに過ごそうと、


結果に変わりがないことも当然理解していました。


なので

なんとか気楽に、明るく、楽しく、過ごしてやろうと

昼寝をしてみたり、



ニャんで昼寝?にゃーにゃー


ドラマを見てみたり、


友達と出かけてみたりしましたが


結局どれもダメでした。




12月の志望校決定面談以降は


子の見ていないところだけは意識しながら


深いため息。


思考は子の大学受験一色です。




どこにも受からなかったらどうしよう、


から始まって


早く終わらないかしら。


いや・・・でもまだ待って。


まだ来ないで入試当日。


はぁぁ


どこにも受からなかったらどうしよう


と、お決まりのループを今日もたどります。


そして


精神的にただただめげて、


がっくりと肩を落とし再び大きくため息です。




だからもう、


考えても仕方がない、意味がないと解っていても


私はそこから逃げずに


考え続けることにしたのです。




受験についてのささいな情報を集めたり、


受験大学のシュミレーションでもしていた方が


まだ楽だったから。



考えまい、考えまい、とするのに


頭に浮かぶからなおさら辛いのです。


その打ち消す行動に疲れるのです。



役に立とうが立つまいがそんなのはどうでもいいんですね。


例えばですね、


英単語の暗記のコツ


みたいなのを調べて、


英語で苦戦しているイチローに


役立ちそうなやり方はないか探すとか、



イチローが得点できる科目で受けられる


美味しい大学はないか探すとか、




イチローが受けようとしている大学の


過去問をダウンロードできるサイトを探し、


何年分ならあるとか、


このサイトなら解答もあるとかないとか、


この大学は、大学で用意してくれてるとかね。



そんなことを


やってた方が結局気楽でした。



疲れるまでそれをやる、


自分が納得できるまでそれをやると、


後の時間は昼寝もできたし、テレビも楽しめましたね。


ま、私の場合は、ですが。




これから、合格と言う桜が咲くまでは


子を責めず、


そして自分も責めずにいてくださいね。




一緒に春まで頑張るニャ~にゃー解ったニャ~にゃー






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