人生の様々な失敗談や、紆余曲折、
貧乏経験等の苦労話は
悲惨なら、悲惨なほど、後々の語り草になりやすい。
そして、確かにその人の魅力の一部になることも多い。
「へー、その経験があったから
今の○さんがいるんですね。スムーズに来た人よりも
魅力があると思った。」
そう思える人は周りにもたくさんいる。
要するにどんな経験であれ、
それが自分の糧に替えられるような
生き方をすればいいわけだ。
順調に来た奴が折れたときの気持ちがわかるとか
成績が悪い奴の気持ちがわかるとか
迷って前へ進めなくなるときの精神状態がわかるとか、
逆境に立たされている人に
歩み寄れる人は確かに素敵だと思う。
去年の９月、このブログに
田舎の３兄弟
という題で書いたけど
マサ兄ちゃんは
二浪してやっと大学へ入ったのに
その大学を中退してしまう。
バブルも手伝って、人気企業に就職するけれど
バブル崩壊で会社は大量リストラを決行
一時期はちょっとした貧乏生活も味わうけど
今はどこぞの企業のお偉いさんになり、
親戚一の高収入を得ている。
二浪しなかったら
中退しなかったら
大量リストラがなかったら
今の姿はない訳だ。
人生に無駄はない
そんな気にさせる生き様だと思う。
とは言っても。
そう言う例が多いとは言っても・・・。
必ずそうなる、という保証はどこにもないわけで。
だから親は気を揉むよね。
気を揉んでも無駄なんだけどね。
笑い話に変わるその日まで
無駄に気をもみながら見守るしかない。
母親ができることと言ったら、
腹が減ってたら食わす、
疲れていたなら布団を敷いて寝かしてやる、
それくらいなんだと思う。
もっと高級なエサにして頂戴
寝心地の良いベッドはどこ？
あったわ
大学が始まってしばらく経つ。
夏休み気分も抜けて、自宅でも机に向かう時間が
増えてきている。
提出物や、小テストがあるからと思うけどね。
一緒に勉強させられるの、大変なんですけど
イチローは二浪していた二年間で
ちょっと太ってしまったし、
猫背がひどくなったのが気になっていたけど
この美しい猫背に何か問題でも？
（あなたはいいですけど
）
大学へ入って
部活を始めたおかげで、
少し太っていたのはすぐに改善されたし、
いくら注意しても、その場限りで治らなかった
猫背が治った。
姿勢がぐっと良くなり
背筋がピーンと伸びている。
体幹が鍛えられたのだろう。
単位を二個も落として
「部活やってる場合か？それより勉強だろ？」
と思わなくもないが、
あれもあれでいろいろ為になっているようだ。
留年しないか、
卒業できるか、
まだまだ何も安心はできないけれど
二浪したことは笑い話になりつつある。
それでいいのだと思う。
こんなことしたのは誰ですか？
クーちゃんですか
？
・・・笑い話になるまで見守って欲しいニャ
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marimcream