「ウチも地元の国立へ行くのを止めて


marchにしましたよ。」



というメッセージを複数戴きました。


国立には当然魅力がありますが


私立にも私立なりの魅力がありますね。




そう言えばかなり昔の話ですが


私の親戚(地方在住)が


現役で 旧帝でない地方国立に合格し、


両親は国立だと言うことで喜んだのですが


当の本人が


「来年もっと喜ばせてやる!」


と宣言して、進学を拒み、浪人して


翌年marchに進学してました。




長男だったので、結局、地元に帰って


公務員のような仕事に着きました。




文系だったと思いますが、私大で上京だと


かなりの出費だと思いますし、


地元の公務員になるのだったら、国立の方が


良かったようにも思うのですが。




もしかすると、本人は


長男で地元暮らしになるのが解っていたから


大学の間くらい、東京で暮らしてみたかったのかも


しれませんね。



考え方、人生は人それぞれですね。






私立と国立、両方に子供を行かせた


お母様がおっしゃるには


私立の方が大学側の保護者への配慮が手厚く


それは感心するほど行き届いていたそうです。


それに対して、国立はなんでも自己責任というカタチで進み、


子供から結果を報告されて、


「そんなことになっていたの?」


と、ぎょっとしたこともあったそうです。




そういえば


イチローの大学も入学式当日に


「保護者の方も是非どうぞ」


と懇親会がありました。


結婚式ができそうなおしゃれな会場で


立食だったけど結構おいしいバイキング付の


ものでした。


入学式直後だったので、


お祝いムードでしたね。


そして歓談の時間には教授自らが、


保護者そのそばにいき、いろいろと


声をかけて下さいました。




保護者に対する大学側の対応は


時代もあるのか、私たちのころとは様変わり


しているようですね。


友達の行ってる私大は、保護者向けの説明会?


が毎年あると言っています。


現役で合格した子は今年3年なので、


「就活の説明もあるかもしれないから


行っとこうかな~、って思ってるのよね。」


と、母友は言っています。




大学生なのに?


と過保護な感じもありますが、


こう言う説明会でも開かないと、


直接大学へ問い合わせる保護者がいたりで


大学側も面倒なのかもしれないですね。



私は


院進学にも、就職にも、口出しする気はありませんが


今の世の中、息子の周りで、


何がどうなっているのか位は知っておきたい。


それを知るためには 


保護者会へ行くのもいいかもしれませんね。




採用する側の人からは


「国立院卒 バイトしていない(しすぎていない)


というのがまずはいい条件。


それ以外だと、その人の詳細を見る前に


どうしてそうなったのかをたどってみて、


問題がないか見る。」


と言うことがあるそうです。


それは企業にもよると思いますが、


採用担当のお仕事をしている人がおっしゃっていたので


現実なんだと思います。




こんなメッセもいただきました。



(前略)


「大学院に進むのは比較的簡単だ、と聞いてますよ。


旧帝に通っていたのですが、


先輩たちも普通にすんなりと大学院に進みました。


例えば、T大院であっても今は


そんなに苦労せずに入れると言います。


これは大学院関係者から聞いたので事実だと思います。


全部の大学院がそうだとは言いませんが、


昔より入りやすいのは事実だと思います。


なので、院でより上を目指すのは可能なのです。


(もちろん自分が学んだ専門の学問が、


行きたい大学院になければ無理ですが。)



私も親として、


なら大学院はT大に行ったらどうかな、


と思わないこともありませんでしたけれど、


本人は大学と同じ院が良いと言いました。


そして、教授のお話だと


大学院名より出身大学名の方でその人物を見るのが


普通だとおっしゃってました。」



(後略)




いろんなケースがありますよね。




やりたい研究がはっきりとしていて


行きたい企業も見えている場合は


その企業がどんな人材を取っているかの情報を


たくさん集めたほうがよさそうです。




当然、イチローにはそんなビジョンはかけらもなくあせる


今はとにかく


院へ行くにも、就職するにも 必要な 


英語力


をつけようともがき始めています。




結局、本屋で自分に合った単語帳とやらを探すも、


これと言ったものに巡り合えず


去年同様


ターゲット1900 をやっているようですが


遅遅として進まない汗


そんな印象を受けます。


一応部屋にこもって、


ターゲットを眺めてはいるのですが。


なんだか、理解しているオーラがかけらも出ていない。





見守るしかなく ジレジレしていたら



「DSにも ターゲット がありますよ。


単語帳が苦手な場合は効果があるかも。」



とメッセが入りました。 (どうもありがとね!)




イチローは


単語帳開いて5分後に睡魔に襲われ 


その後 爆睡 していたようなので


DS、いいかもしれませんね。





まったく。




TOEIC 500点は超えて欲しいのですが。


・・・無理かガーン



無理で終われないわよにゃー











マリーにゃーと クーにゃーの物語 ④



1匹定員の狭いベッド(ただの箱)に


2匹入っています。


重なってもお構いなしに入っていきます。


乗っかる方も、乗っかられる方も割とへいちゃら。


(重くないのかな?)


マリーの顔が写っていませんね~。


冬にはよく見られる光景です。

         (撮影 イチロー)







「こちらの猫ちゃんはどこにいますか。」


ボランティアさんはそう聞いた。


私はソファの下をのぞき込み、


ミルティーがいるのを確認すると



「そこにいます。酷い人見知りで・・・。」



とボランティアさんに伝え



「ミーちゃん、出ておいで。大丈夫だから。」



ミルティーに声をかけてみる。



ミルティーはそんなことで出てくるほど社交的なネコではないけど。



「無理やり出しても、逃げてしまうと思うので・・・。」



私はそう言って、手を伸ばすことをしなかったのだが




ボランティアさんは、どうしてもミルティーを確認したかったようで、


距離を取ったままミルティーに挨拶すると


ゆっくり手を伸ばして


優しくミルティーを引っ張り出した。



ミルティーは優しい猫だけど


酷い人見知りなので 恐さのあまり、


ボランティアさんをひっかいたりしないかと


ドキドキしながら見ていると


さすが、いろんな猫を捕獲してきただけのことはあり、


引っ張り出すのも手慣れたものだった。




引っかかれたり、逃げられたりしないように、


上手に捕まえて、両手両足をやさしくもつようにして


膝の上で抱えた。


そしてまあるくなるように抱っこしながら


ミルティーを落ち着かせた。




猫が逃げるのを諦めたころ、


ミルティーの目を見て一生懸命話をしだした。



「新しい猫を連れてきて驚かしてごめんなさい。


あなたが先にいた、あなたのお家なのにね。


連れてきたのは


女の子の猫だから、仲良くしてやって頂戴ね。」



ボランティアさんはミルティーをなでながら


毛並が素敵


だの、


大きくてかっこいいわね


だの、


髭が立派


だの、いろいろと褒めて猫の機嫌を取っていた。




先住猫がいる場合、


そりが合わないと お試し失敗となり


また新しく子猫の貰い手を探さねばならない。


できれば猫同士、上手くやって欲しい。


そんな親心のようなものが感じられた一幕だった。




ボランティアさんは


「子猫たちのエサを少し持ってきました。


今まで食べていたものなので、


これなら食べるはずです。


環境が激変したので、しばらくは


同じエサの方がいいかもしれません。」



そう言って、数種類の猫の餌を


置いて行ってくれた。




私はおびえている子猫をどうにかなつかせようと考えていた。


まずはイチローに


「抱っこしたいだろうけど、


まだおびえているから無理しないほうがいいわ。


嫌われないためにも、追いかけたり、大きな声を出したり


したらダメよ。」


イチローは嫌われたくなかったので


指示に従うことにしたらしく


小さな声で


「わかった。」


と言った。




まずはイチローの部屋のホットカーペットをつけて、


踏まれる心配のない机の下の隅に


ふわふわの羽根布団をたたんでおき、


肌触りのいいフリースを置く。


それらがぬくぬくに温まるのをしばらく待っって、


猫がうずくまるのに、やたらといい環境を作ってから


子猫をそこへ連れて行き、慣らす計画だった。



イチローの部屋はドアを閉めておけば、


どこかへ入り込んでしまう心配もなかったし、


静かだし、暗くもできるので都合が良かった。





子猫はお互いをなめあって、


本当にずっと抱き合ったまま、うずくまっている。


2匹がお互いの首に両手を回し


ぎゅーっと抱きついているのだった。


それは1匹抱こうとするともう1匹も


くっついてくるくらいのくっつきっぷりだった。





子猫たちは


ファー という威嚇の声を出したり、


ひっかくような抵抗をしたり、


ということは一切しなかった。


野良猫だったわりには 人なれしているように思う。


というより


まだ人間の怖さを知らないのだろうか。




ネコズがウチに来たのは年末で、


本来なら大掃除をしたり、


お正月の買い出しをしなくてはならない時期だったけど


そんなの一切無視して


冬休みに入った


私とイチローは猫を慣らすのに夢中なのだった。







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