最近では珍しくない光景 | ☆野中 東・雑種が描く雑記☆

最近では珍しくない光景

いやはや、周囲を見渡すと誰も彼も彼女もスマホを片手に歩いている。

それだけにとどまらず、喫茶店やレストランでカップルが会話を嗜む事なく、お互いがスマホを眺め無言でいる様は、異様な光景としか例えようがない。

 

わーお!

 

これらは最近では珍しくない光景だ。

 

デジタル社会を活用する事は決して悪い事ではない。

スマホとはスマートフォンの略なので、それこそスマートに扱ってこそ賢い人でもある。

でも、反対にデジタルに利用されるなんて事は、笑えないSF映画そのものだよ。

 

これ以上、愚痴る行為こそスマートではないのでこの辺にしておき、コレらと重なる映像を見つけてしまった!

またもや前回に引き続きショート・ショートから紐解く事にしよう😄

 

原題『Doppelganger』、邦題『ドッペルゲンガー』

因みに『ドッペルゲンガー』を直訳すると、『自己像幻視(じこぞうげんし)』と読むらしい。

 

この作品は約6分とCMよりもちと長い程度の尺で描かれている。

然し、内容が実に優れている。

 

単純に物語を説明すると、四人の男女がスマホのアプリを自慢し合う。

正直、至って下らない内容に呆れ果てる。

だが、「へえ、そんなアプリがあるのか…」と妙に感心するシーンがあるから困りものだ…😩

散々とあらゆるアプリを自慢した結果、その場に居合わせていた人間が突然トイレから出てくると、少数ながらも騒然とする始末。

てな具合で、タイトルの通り『ドッペルゲンガー(自己像幻視)』で周囲の目を眩ました者が勝つのだ。

 

個人的に面白いと感じた点が、冒頭はアナログレコードに針を落とすところから始まる。

一見、矛盾する場面だが、ここはコメディ(喜劇)特有の説明だと解釈すると、随分と頓知(とんち)の」利いたシーンだと勝手ながら感心してしまった😆

 

そう考えると、スマホを持ち歩くカップルが会話をする事なく、限られたスペースで交わしている内容は、もしかしてドッペルゲンガーだとしたら、すんげえ洒落の効いた演出であるともっと感心しちゃうよ!

 

きゃっ❤️

 

な訳ないか…🙃