繰り返し… | ☆野中 東・雑種が描く雑記☆

繰り返し…

コレまでの歩みを辿ると何度か同じ過ちを繰り返すコトに気付く。
失敗は繰り返してナンボなワケだから、悪いコトを繰り返しているのではない。
つうか、失敗を如何に学べるかが重要な気がする。

ボクチンだって例外ではナイチンゲールだ。
半世紀も生かされているのだから今までの生い立ち自体が反省だらけだったりスル〜。

まぁ、能書きはこの辺にしておき、繰り返して観る映画もまた存在する。
個人的にヴィム・ヴェンダース監督作品として名高い邦題「パリテキサス」は映画館に三度足を運びレンタルで数え切れないほど観てきた作品だ。
このような話題になった経緯を述べると、先日 知人と映画の話題となりこの「パリテキサス」が中心となったからだ。
知人曰く、冒頭のトラヴィス演じるハリー・ディーン・スタントンが淡々と歩くシーンで真ん中ではなく、端を歩く所で胸が熱くなったと語った。
わかる!
あのシーンに関わらず、この作品はトラヴィスあっての映画だ。
すなわちハリー・ディーン・スタントンがあっての作品なのだ!




事実、脚本を担当したのはサム・シェパード。
本来ヴィム・ヴェンダース監督は主役をサム・シェパードを起用しようと考えていた。
だが、一方のサム・シェパードは自分が演じるよりハリー・ディーン・スタントンが演じるべきだと強く押したそうな。
コレらの記載は1980年代に刊行された「SWITCH」のハリー・ディーン・スタントンの特集号で紹介された内容だ。



添付した画像はネットで拾ってきたモンだが、現物は所有しているけれど押し入れのどこかに隠れん坊している状態だ。

きゃっ☆

で、ボクチンの感想。
何度も観ての結果だが、最後のシーンである電話越しでかつての奥さんジェーン(ナスターシャ・キンスキー)とガラス越しの状態でトラヴィスからは見えるがジェーンからは声から出ないと確認できない状態だ。
ジェーンとトラヴィスの間に生まれたハンター(息子)は養子として育てられ父トラヴィスは母ジェーンを探しに向かう。

更に加えるとライ・クーダーの音楽がとてもいいっね!



だが、再会場所にはトラヴィスはいない。
そこにはジェーンとハンターのみ。
そんでもって冒頭のひたすら歩き続けるトラヴィスの映像を重ねると、いやはや、ボクチンも知人が話した内容と重なりまたも男泣きだわさ!

わーお!

こんなコトを語っていたらまたもや繰り返し「パリテキサス」を観たくなったぜ♪

コレもアレも人生も繰り返しってか〜☆