デートに使える女社長の東京グルメ日記 -84ページ目

【饂飩】 饂飩くろさわ (麻布十番)

身も心も凍えそうな、初の本格的な雪だった。六本木ヒルズ・フードマガジン横の『饂飩くろさわ』へ暖を取るために小走りに駆け込んだ。雪の東京、気ぜわしい年末。木製のあたたかい店の構えに風情を感じて少し幸せな気持ちになる。

こんな日は名物の黒豚カレー南蛮。大人好みのさっぱりとした汁に、細めのうどんで繊細な味だ。トロけるような豚バラ肉が3枚乗り、具はネギとピーマンという取り合わせで甘みがほどよく出ている。スパイシーだったりパンチの効いたカレーうどんではない品の良さなので、若い人より年配の人好みかもしれない。


短い時間だったが、体が芯から温まった。そしてまた冬空の下に同胞たちと繰り出した。頬を刺す外気の冷たさは、もう苦にならなかった。

饂飩くろさわ
 港区六本木6-11-16 中銀六本木マンション1F
 03-3403-9638
 http://9638.net/udon/

読売ヴェルディ、天皇杯優勝

サイバーエージェントの藤田社長は、神がかり的に運が強い人だと昔から思っていましたが、今日もその強運を見せ付けられた気がします。読売ヴェルディのスポンサーについた直後に、天皇杯優勝! 幸先の良いスタートはさすがとしかいえません。おめでとうございまーす。

【蕎麦】 更科堀井 (麻生十番)

体調を崩した昨年末、あまり食事が取れないため、家族が好きなものを・・と車で大好きな「更科堀井」まで連れて行ってくれた。ここは、昨年足しげく通った店の3指に入ると思う。

総本家更科堀井は、麻布十番にある江戸中期からの老舗蕎麦屋だ。創業200年。

注文するのは「更科蕎麦」と「かき揚げ」。ここの更科は雪のように白く、ふわふわと軽い。小エビのかき揚げは、キメの細かい天かすが、上にうずたかく盛られている。つゆに浸しても、しばらくそのサクサク感が続く。

勝手ながら、この蕎麦を食べるにはマイルールがある。まず、つゆにたっぷり天かすをこぼす。次に箸で更科をドバっとつまむ。このときの量をちょっと多目にするのが好み。そして更科で天かすを包むようにして、すするのではなく、パクリと口に押し込むのだ。

こうすると更科の束が空気を含み、噛んだときに羽毛のようなふわっとした柔らかさと堪能できる。同時にまだ温かい天かすが、口内でサクサク音を立てる。至福の時。

凛とした冬の外気。年の瀬の人々の活気。蕎麦屋のこざっぱりした空気は、3週間という長期入院していた気分もすっかり晴れさせてくれた。


■更科堀井
 東京都港区元麻布3-11-4