【フレンチ】 ポムダダン(丸の内)
五時まで焼肉を食べたが、土曜日の朝十時の『読書会』には遅刻しなかった。
土曜日の朝に、新丸ビルのビジネスクラブの一室で行われた『読書会』は第二回目。いまどきの若者には珍しい、自称“本の虫”が七名集まり、お気に入りの一冊をプレゼンテーションする勉強会。
ルールはシンプル。気に入った本を持参し一分であらすじをスピーチ。そして五分間、質問に答える。ストップウォッチをかけた本格的なもの。参加者は第二新卒世代の若手から経営者まで。例えば教育の仕事に携わる人は、本は二日で一冊読んでいるといっていた。
一時間かけて七名がプレゼンを終えた。次にその足で、ぞろぞろと丸の内・オアゾにあるMARUZENへ。
さっそく興味を持った本を買ってから解散となった。私も十二冊の本を買った。
それでもまだ午前中だ。
友人と合流してお昼を摂るために、オアゾの上にある『丸の内ホテル』へ。都内のホテルの中でも個人的にお気に入りだ。どこがお気に入りかは後述します。ホテルのロビーにあるポム・ダダンという名のフレンチレストランは、禁断の果実を詰まらせたアダムの喉を表す“のどぼとけ”という意味だそうだ。
夜更かしと早起きが効いて、コースはやめてスパイスが食欲をそそってくれるカレーを注文した。
やわらかく煮込んだ牛肉が入った上品なもの。付け合せまで上品だった。福神漬けと見せかけて、赤いパプリカのピクルスとか。それらも美味しい。
ポムダダンを含む、丸の内ホテルのロビーは、驚くほど高い天井が特徴だ。
髪や肩に降り注ぐ温かい日差し。吹き抜ける風。
そして、私達はピアノの生演奏を聴きながら、午後を迎えた。
一緒にお食事をした石原さんご夫婦は、若い新婚さんで羨ましいくらい仲良しでかわいいカップルでした。
このレストランは朝7時~10時に食べられる朝食も、実は美味しいのです。
様々な調理方法に応えてくれる卵料理は、作り方が繊細で、丸の内ホテルの自慢のひとつでもあるそう。ホテル並のサービスレベルがとにかく心地よく、気づくとスッとサーブしてくれる気配り。贅沢な空間の気持ちのよさもあいまって、レストランと思えないほど居心地が良い。
『丸の内ホテル』は、都内でも好きなホテル。部屋はこじんまりとしているが、センスよくまとまっていて居心地がよい。自分の部屋にもどってきたような、アットホームな気持ちになぜかなる。考え事をしたいときのカンヅメになどにとても向いていると思う。
大きな窓の外を見下ろせば、東京駅が目下に広がる。
ホームでの人間模様が肉眼で確認できた。
西へ、北へ、
旅立つ人々の群れは
なぜか物悲しい。
東京駅を眺めると、忘れた故郷に想いをはせるような
感傷的な気分に駆られるのはなぜだろうね。
■ポムダダン(丸の内ホテル内)
東京都千代田区丸の内1-6-3 丸ノ内ホテル8F
http://www.marunouchi-hotel.co.jp/home/alternate.html
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