新型コロナのワクチンのはなし【予約編】 | 燻っています。

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ワクチン、予約がなかなか取れなかったんすよ、ガチで。

 

 

って話を、ようやく予約が取れた今、ここにしたためておこうかなと思います。

 

今回のワクチン予約騒動を省みると、運とタイミングと人脈って感じですね。

特に私は、何度もタイミングを逃してしまったことを痛感します。

 

 

 

まず最初に予約の機会が訪れたのが、6月末。

母校の研究室経由で、OBの職域接種の枠が回ってきました。

このときは仕事の予定を優先させてしまいました。

平日はまず無理ですし、土日は早々に埋まってしまいます。

 

次は7月頭に、職場の繋がりで職域接種の紹介がありました。

こちらも仕事が休めないのと、また立地的にもかなりの遠方だったこともあり、見送ってしまったのでした。

当時は職場側も、ワクチン接種にそこまで協力的とはいえないスタンスでした。

 

このあたりまでは、最終的には自治体で接種が受けられると考えていたため、まだそこまで焦りはなかったです。慌てる時間じゃない、と。

まもなく私の年代にも接種券が配布されるという情報は自治体から発表されていたので、それを信じて安心していました。

 

状況がガラリと変わったのが、7月半ば。

自治体からの接種券が到着した頃です。

他と比べてもそこまで遅すぎるわけでもない時期ではありましたが、問題は予約です。

接種券到着と同時に、ワクチン不足という理由で自治体の接種予約が中止になってしまったのです。

我が自治体での接種が難しいという事実が判明しました。

 

 

接種券が届いた夜、厳密には翌日に届くと公表されていたところ予定の前日に届いたのですが、このフライング到着した日の遅い時間に試しに予約サイトにログインしてみました。

その瞬間は、予約の空きを確認することができたんですよね。

帰宅直後でヘトヘトのドロドロ状態だったので、よしお風呂に入ってさっぱりしてから予約を取ろう!と思ったのが、痛恨のミスでした。

ここでもチャンスの神様の後頭部をツルリと撫で上げてしまったのです。

戻ってきたときにはもう、予約枠は全滅していました。

そして翌朝の自治体の発表では、国からのワクチンの供給が遅れているため、しばらくの間予約を中止にするという事態になっていました。

 

 

 

その後、自衛隊の大規模接種にもことごとく破れ、対象枠が拡大された多摩センターの大規模接種に挑んだもののこちらもタイミングが悪く予約の空きが見つけられず、と言った状況が続きます。

もう都合の良い日を探していたらいつまで経っても予約は取れない、仕事をワクチンに合わせるんだ!と割り切って、平日でも構わず空いてる枠を狙いにいき、今回ようやく9月に入ったところで、職種の縛りが解放された都庁の大規模接種に滑り込むことができたのでした。

 

 

8月末には渋谷の予約なし接種センターもオープンしまして、初日に有給を取って行こうかとも考えていましたが、絶対に混乱することは目に見えていたのでひとまず様子見にしました。大正解でした。

あの地獄の模様が可視化されたことで、若者世代に対する認識が改められ、良い方向に向かうことを祈ってます。

こちとら喉から手が出るほどワクチンが打ちたいのに、なぜか「若い世代はワクチン接種したがらない!」なんて話になってましたからね。

親戚のオバチャンとか「予約が取れないんだよ」って言葉が通じないですからね、「早くワクチン打て」の一方通行で、もう疲弊してしまいますね。

若者の一構成員としては、昼時の吉野家のカウンター並に回転率高めでサクサク接種させてほしかったものですよトホホ。

 

 

 

実は、大規模接種の予約が確保できた後、地元の個人医院でも空きが出ているのを見つけたんですよね。

元々妊婦さん専用で枠を設けていたのが、一般向けにも開放されたのでした。

少し考えて、地元の方は見なかったことにしました。

先に予約したものよりも先の日程になってしまうこと、あとは私よりも身動きが取りにくい人が必要としてるかもしれない、そんなことを考えて、当初の予定通りに大規模接種の方で受けることにしました。

 


 

なかなか収まらない現状を思うと、限界を超えてがんばっている医療現場に負担をかけたくないという気持ちがある一方で、今コロナもしくは別の病気や怪我になったら治療が受けられずにマジで死ぬ、という強い危機感も湧き上がってきます。

自分にできること、毎日気をつけながら過ごしていきたいと思います。