Windowsのない暮らし | 燻っています。

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長年連れ添ったDELLのInspironを喪ってから、2ヶ月が過ぎ去りました。


彼女と出会ったのは、2014年の冬。
途中、一度マザーボードを交換しつつ、6年目の生活に入ってしばらくして、突然のお別れでした。

ノートPCの平均寿命から見ると、長くがんばってくれていたと思います。
それでも彼女の抜け殻を抱きしめ、諦めきれないのは、今は見かけることもなくなったOS <Windows 8.1> の存在があります。

世間での評判に反し、私自身は結構気に入っていました。


今回発生した事象は、電源が立ち上がらないというもの。
電源ユニットか、マザーボードの故障ではないかと推測しています。
電源ランプは点灯するので、おそらく後者ではないかと思います。

Windows8.1のサポートは2023年までとはいえ、全体的に劣化している今の機体を使い続けるの果たして現実的だろうか。
私は、悩みました。
あとマザーボードの修理は、お値段がまあまあかかります。これが大きい。


よーし、買い替えだ!!




早速、めぼしいPC販売サイトを片っ端からチェックしていきます。

次のメイン機は、デスクトップにしよう。
SSDは譲れない。
グラフィックはGeForceを載せたいな。
他は、予算との兼ね合いで。

夢がどんどん広がります。

これは時間がかかるぞ。
そのことに気付いた私の人差し指は、おもむろに一つの商品をポチりと注文しました。

2日後、早々に届けられたそれは、Chromebookでした。
そう、パソコンを買うためのパソコンを、購入してしまいました。




と、言ってしまうのは大袈裟ですが、これも気になっていたのです。
なかなか使い勝手が良いらしいと。

実際に自分で触ってみて、わかります。
起動が早い!
セットアップがラク!
スペック的にメイン使用は厳しいですが、サブ機としては十二分に活躍してくれるマブイやつです。
私がとっさに購入した時は、ストレージ64GBで3万ちょいでした。
数千円しか変わらなかったので容量が大きいほうにしましたが、32GBでもよかったかなと思います。
GoogleのGドライブと直結しているのが使いやすいですね。
さらに今はキャンペーン中らしく、Chromebookと紐付けた Googleアカウントに対して一年間100GBの容量がプレゼントされます。


このChromebookはフランクで気のいい同居人ですが、あらかじめ気をつけておきたいこともあります。
それは、あくまでも「Chromebook」であり、「Windows」とは似て非なる存在であるということ。
OSの話が細かくなるので割愛しますが、通常のWindowsPCでできていたことが、Chromebookではできない場合があります。


ごくごく普通にネットサーフィンをする程度であれば、そこまで問題はありません。
YouTubeやブラウザゲームは、WindowsPCと同じように楽しめます。

PCのローカル上で起動させる系のソフトウェアだと、基本的に対応していない前提でいたほうが良いかもしれません。
公式の対象OSに「Chromebook」が明記されていることを確認する必要があります。

Chromebookで動かせるアプリケーションは、Android準拠になりますので、パソコンの形をしたAndroidスマホという認識がわかりやすいと思います。
MicrosoftのOfficeソフト、WordやExcelは、使うとすればスマホ版になります。
PCで使えるものとは少し異なりますので、普段そちらで慣れていると若干戸惑うかもしれませんし、私はChromebookではGoogleのスプレッドシートに移行しました。
近頃各所で導入されているZoomなども、PC版ではなく、Android版で使用することができます。
バーチャル背景は、使えません(※2020年6月9日時点)。



デバイスの持つメリットとデメリットを理解した上で活用できれば、毎日の暮らしがより便利で彩りあふれたものになることでしょう!
ともあれ、Windowsが一刻も早く欲しい!