『将棋100コママラソン』で無理なく大人の将棋鍛錬 | 燻っています。

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いや~、将棋のお勉強ってなかなかしんどいですよね。

成果が目に見えて瞬時に現れるものでもないし、とくに大人になってから将棋を始めた勢にとっては、まず「何から始めればいいの!何をすればいいの!」となってしまいがちです。

私もそうです。

 

将棋の上達とは、小さなことを毎日コツコツと積み重ねた末に得られるもの。

それはわかっちゃいるんですよね。

わかっちゃいるけど、モチベーションを保つのも一苦労です。

周囲で一歩二歩どころか、すでに5三歩成くらいまで先を行っている凄い人々が視界に入ってしまえば、尚のことです。

 

 

 

それでも、将棋が強くなりたければ、毎日ひたむきに勉強していくしかない。

そんな日々の努力を視覚化させるための、最適なアイテムがございます。

 

名付けて、将棋100コママラソン

 

 

先日、LPSAのGSPレッスンに参加したところ、このようなシートを頂戴しました。

 

講師の大庭美夏先生のご厚意で配布の許可もいただけたので、こちらの画像はDLしてご自由にご活用ください。

便宜上JPEGファイルにしてありますが、いけるかな?

別の形式でデータが欲しい場合は、個別にご連絡いただけたら対処できるかと思います。

また、GSPレッスンの詳細については、公式サイト及び過去エントリー(LPSAのGSPレッスンレポ)をご覧くださいませ。

 

 

 

100コママラソン 使い方について

 

では、このシートをどのように利用していけばよいか。

基本的には、何かしら将棋のノルマを設定して、それを達成することができたらマス目を埋めていく、という使い方になります。

 

将棋の勉強といえば、詰将棋・対局・棋譜並べ が代表的なものとしてよく挙げられます。

私はこれにそれぞれ、

  • 詰将棋 → 10問
  • 対局 → 1局

と割り振って、1日分のノルマとしてこなしています。

これが達成できれば1日分として、シートのコマに1枚シールを貼ることができます。

シールではなく、色ペンなどで塗りつぶしていくというのでもいいですね。

ちなみに、仕事のある平日を基準としていますので、ノルマはゆるめ。棋譜並べもナシ。

そんなこんなで、10月からコツコツ続けてきた成果が、こちらです!

 

 

いかがでしょう。

これだけ自分の努力の軌跡が目に見える形になると、なかなかの達成感を得ることができるはず。

シートの上に貼りつけてある小汚い殴り書きのカードは、休日向けのメニューです。

こんなにできるの!?って感じた方はご安心ください。ほとんどできていません。

まあ、達成できなくても絶望することはなく、ゆるい気持ちで続けていくことが大切なのです。

 

このやり方とは別に、詰将棋や対局の各ノルマを、それぞれ1マス分として埋めていくやり方でもオッケーです。

詰将棋10問、対局1局を1日でこなせたら、2つのマスを潰せるということですね。

1マスを1日分と換算するやり方か、1マスを各ノルマ達成につき1つ分として換算していくやり方、といったあたりがやりやすいと思います。

いろいろ試してみて、自分の性質に合ったやり方で好きなように、楽しく感じるように将棋ができれば大成功ですね。

 

 

先頃、デビュー戦から一気に初段昇段という華々しい戦績を残された礒谷真帆女流初段も、こちらの将棋100コママラソンを活用して将棋の勉強に励んでいたそうです。

つまり、これを使えばプロになれる(かもしれない)アイテム!

冷蔵庫など、日常的に目につきやすい場所に貼りつけておくと効果的だそうですよ!ファイト!!