＜NHKニュース・１２月１６日付＞
長期債務の今年度末の残高は、前年度末に比べて約５５兆円増えて、約８２５兆円になるようです。すごいなぁ。。。順調に増加していってますね。仮に全ての長期債務の金利が１％上昇したら、年間で８．２５兆円も利息の支払いが増加するという計算になりますよね（実際には長期固定金利の債務が大半でしょうから、全ての債務の金利が同時に上がるなんてありえませんが、イメージしやすくするための仮定の話です）。。国の税収が３７兆円ほどだというのに、本当にすごい債務を抱えていますね。
この８２５兆円を日本の人口 （１億２，７５０万人）で単純に割ると約６４７万円。一人あたり約６４７万円の借金があるという計算になります。さらに、２０３０年の人口 （１億１，５２２万人）で割ると約７１６万円。２０５０年の人口 （約９，０００万人）で割ると約９１６万円です。移民を積極的に受け入れでもしない限り、人口減少が避けられない日本において、今の巨額の債務はまさに「時限爆弾」のようなものです。このまま放置しておいては必ずいつか爆発します。ましてや、その爆弾（長期債務）を増やすようなことをし続けているようでは。。。
でも、日本人には頭の良い人がいっぱいいると思ってます。こんな絶望的な状況を打破する力を持った人が現れるかもしれません。でも、このバブル崩壊後２０年間では現れませんでした。この先もそういった「救世主」が現れない場合に備えておくことは、大切なのではないでしょうか。メリーさんにとって「永住権取得」は、万が一の時のために備えて入る「保険」のようなものだと思っています。