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とゆーコトで。
全国の、親の介護したくナーイお嬢様、お坊っちゃま方、こんにちわ。
当方、
立派な執事(無給/自称)となることを決意いたしました、
アラフィフ独身女子
でございます。
ええ、これまで、絶賛、一人暮らしを満喫中でございました。
が。
介護の予感は、突然に
これは、いかにして、のほほん、生きてきたアラフィフ独身が、執事としてお家を立派にエスコートすることを目指してゆくのかの涙ぐましい記録でございます。
さて、本日も。
先日のオハナシ。
の続き。
でございます。
入院手続き、その後。
不肖ワタクシの母。
ストレッチャーに乗せられ病室に連行されるのを見送り。
入院に係わる諸々の書類を記入いたしまして。
売店で購入できるもの、歯ブラシやカップ等々諸々を看護師さんに預け。
さて、我にかえる不肖ワタクシ。
次のステップは?
などと落ち込むヒマなどございません。
家に帰り、病院で教えて貰った必要な諸々を。
ええ、さようでございます。
不肖ワタクシの母。
捨てられない女。
なのでございます。
ご高齢のご婦人には、存外多いのでは、と推察いたしますが、まあ、実家の圧倒的物量ときたら!
そう考えると、もう、目眩がいたします。
まあ、入院グッズはフルレンタルでも構わないっちゃー構わないのでございますが、突然の入院、身の回りがすべて見知らぬもの、というのも心細かろう、と心を奮い立たせ。
できるだけ、家にあるものを持って行ってさしあげようかと意気込んで実家へ戻り、鍵をあけ、実家の玄関に入ったときの絶望。
いや、知ってましたけどね、知ってましたけど、改めて。
多い。
なにもかもが。
物が。
物が。
多すぎる……
歩くもママナラナイ高齢者の、家の中での安全を確保するには?
取り敢えず、キッチンの換気扇の下で、ぷかーり、煙をモクモクしつつ。
母が、思うまま、心行くまで、お好きなふうにレイアウトした室内を見渡し、しばし茫然とする不肖ワタクシでございます、これを絶望と言わずして、なにが絶望か。
ありとあらゆる隙間が、家具で埋め尽くされております。
いや、ゴミ屋敷、というわけではございません。
しかしながら。
窓の前にまで家具を置いてあるので、窓を明け閉めするのも困難。
雨戸ちゅーか、シャッター付いてる窓でさえ、忍者よろしく、横歩きして隙間に入らないと、シャッター明け閉めするスイッチに手が届かないという有り様でございます。
股関節骨折、退院したとて、歩くもママナラナイ老人が、こんな部屋で暮らせるでしょうか、否
あらゆる壁は、旅行で撮影してきた写真が額に収められ、埋め尽くされております。
あっ、と、つま付いて転びそうになっても、手をつく壁には額に収まった写真。
写真がずるーり、滑ったら、普通に転ぶよりヒドイ目に合いそうでございます。
ありとあらゆる棚、収納の上、とにかく、ありとあらゆる平面は、旅行で購入してきたお土産、あるいは、鉢植えのグリーンで埋め尽くされております。
あっ、と、つま付いて転びそうになっても、縋る場所さえございません。
ささやかながら2階建て。
しばらく階段も登れない可能性がございます、すると階上、寝室のベッドをいかがしたらよろしいのでしょう。
ベッドを降ろしてきて、いや、その隙間がない、隙間を作ろうにも、なにもかもがキュウキュウに詰まっていて、なにを移動させるスペースもないのでございます。
しかし。
こんな状態で。
手術を終え、歩くこともママナラナイ高齢者が暮らすことは不可能、いったいどうしたら。
安全と、安心と、隙間恐怖症の狭間。
すべて棄ててシマイタイ!!!
という欲求が、フツフツと湧いて参りますが、そこはぐっと堪え。
まずは、入院に必要なものの発掘作業に取り掛かる不肖ワタクシでございますが。
病室の母スマホへ、早速の電話でございます。
親の介護を控えたアラフィフ独身同志のみなさま、やはり、いざというときに備え、親の家の中はある程度、把握しておきたいところでございます。
そんなわけで、病室に電話を繋ぎ。
必要なものの在りかを確認し。
そして。
恐る恐る。
室内の安全確保のため、少し、ものの整理が必要なことを不肖ワタクシ母に伝えてみると、その答えは。
「なにひとつ、捨てちゃダメ!」
でしょうね。
ええ、知っておりましたよ、お母様。
この段階では、なにひとつ、捨ててはダメ、という回答しか得ることが出来ませんでした、ええ。
明らかなゴミ以外は。
はあ、いったいどうしたら。
しかし、80年もの年月の結晶である、諸々、様々な想い出の品々。
不肖ワタクシにとってはゴミに過ぎないものであっても、ご本人にとっては、過ごしてきた大切な大切な時間と等価、人生そのものとも言える品々と推察されます、これらを勝手に処分するは、やはり致しかねる所業。
かように、高齢者の骨折とは、怪我自体のみが問題ではなく、付随いたします諸々、様々な問題が分かちがたくセットになっているのでございます。
もはや、這い上がるも困難な絶望のどん底でございます。
おっと。
オハナシが長くなりました、続きは次回に。
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これは。
とある事件をキッカケに
執事
(無給&自称&妄想)
となることを
目指す
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ございます。
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