今週の福井新聞に、「マーベルウッド」の記事が掲載された。東京木材会館でのデッキ材採用のニュースである。この勢いで全国に広めていきたいと思う。
今回もいろんな人たちからTELやメールをもらった。やっぱりこの新聞は、県民に広く普及しているんだなあと、実感した次第である。夜中に酔っ払いながら電話をかけてきた取引先の方もいて、「朝一番で新聞見たで~、でかでかとのっとるやないか~」と、かなりアルコールが入っている様子だった。朝から知っていたのなら、すぐに電話してきてくれてもいいものなのに、この夜中に、しかもかなり調子が出てきた段階で電話してくるところに、心理的な面白味があって興味深いなあと、フッと笑ってしまった。
こんな感じで仕事は妙に順調に推移しているにも関わらず、最近こんな経験をしている。
レッカー移動である。しかも3週間の間に2回もである。別に駐車違反をして放置していたわけではないのだが。
1回目は、東名高速で何かを踏んでパンクをして、高速のバス停に運よく停車できて、そこからロードサービスを呼んでレッカー移動し、近くの修理屋さんでタイヤ交換してもらった。
そのバス停には、私の前にもう1台停まっていて、すでにJAFを呼んでいた。おそらく同じものを踏んだのだと思う。高速での落下物は危険である。すると前の車の修理を終えたばかりのJAFのスタッフが声をかけてきた。「お客さん、よろしければ私のほうでパンクの状況をみて差し上げましょうか。もちろん私の趣味でやりますので無料ですが。」とのこと。
こんな人がいるのか、と不思議に思いながら、時間もあるので見てもらっていたら、あっという間に原因を突き止めて、「これなら修理はすぐできますよ。」とのこと。ちょうどそこへこちらが頼んだレッカー車がやってきたので、修理を中断してレッカー移動してもらったのだが、あの人は一体何者だったのだろうか。いまだに謎である。
2回目は、1国での渋滞中の最後尾にいての後ろからの追突である。渋滞の時は必ずバックミラーを見て後続車の状況を確認する癖がついているため、今回バックミラーに映ったトラックが猛スピードでこちらに突っ込んでくる映像は、まさしく恐怖だった。確実にぶつかると確信したため、その瞬間はブレークを緩め、ハンドルを左に切って前の車に衝突しないように最大限の努力をしたつもりである。
車の後ろのガラスは粉々に砕け、ドスンという重く鈍い重力を背中から感じて、その瞬間は「これで当分は仕事ができないかもしれない。」とのあきらめの気持ちが走ったのを憶えている。
ただ、その追突してきた会社の人たち(上司も急きょ駆け付けた様子)や保険会社の人たちが、本当に親切で、スピーディーに対応してくれて、また、修理受け入れ先のディーラーの担当者の方も、夜9時過ぎまで、工場で受け渡しのために待っていてくれた。翌朝1番には、相手方の会社社長が電話をしてきてくれて、丁寧なお詫びをしていただいた。こういうところからも、その会社の普段の仕儀ぶりがうかがえるような気がする。
大変な災難に遭遇しながらも、その対処にはずいぶんと恵まれた環境で親切にしていただき、事なきを得ているこの状況は、一体何を意味しているのかと誰かに聞いてみたくなるような出来事の連続であった。
翌日医者に行って、詳細にわたってレントゲンを撮ってもらい、先生に診察してもらった。「骨に異常はありません。ただ、この背骨のところはもっと真っ直ぐにならなければならないから、姿勢に気を付けて、体重をもっと落として負担をかけないようにしてください。」と、普段の生活態度を戒められる始末で、事故の瞬間にギュっと身構えたせいか、意外と大丈夫だったようだ。それでも保険会社2社とも「気を付けてください。なんなら医者を変えてもう一度精密検査を受けてください。」と判で押したように同じ内容のことを進言された。保険会社では、この言葉が今ブームになっているのだろうか。
そんなことで、いいことも悪いことも起こるのがこの世の中なのだなあ、などと達観してみたりして、なんとか仕事を続けていける幸せを感じている、今日この頃でなのであった。

