日本国内の、ラムサール条約によって、環境保全が義務付けられている46の地域である。
豊田市の「矢並湿地」へ、旧来の取引先の人に誘われて行ってきた。滅多に一般公開しない湿地ということで、ひっきりなしに見学者が訪れていた。
「東海丘陵要素植物群」という、東海地方の丘陵地帯お湿地や、周辺の痩せた土地に生育する植物たちが、たくさんの花を咲かせていて、大変爽やかで癒される自然の美しい湿地であった。
特に「ミカワシオガマ」や「シラタマホシクサ」はちょうど見頃で、綺麗に咲いていた。「ヘビノボラズ」という名の植物もあって、はじめて目にするものも多く、興味深かった。
昨年7月に、「ラムサール条約」湿地に登録された、「矢並湿地」には、300種類の植物と、500種類の昆虫が確認されている。まさに生物多様性を地で行く、健全で自然豊かな湿地なのである。
一方、小笠原諸島では、元来島に生息していなかった外来種のトカゲが見つかり、島本来の生態系を崩しつつあって、「世界遺産」の登録抹消の危機に瀕しているとのこと。
これだけ異常気象が世界各国で記録される現代においては、「生物多様性」、「生態系の保全」といった問題は、今後本格的に世界中でその重要性を議論されていくおおきな課題として、我々人類に様々な問いかけをしてくことになるのだろうと、予測している。
「生物多様性」の意義を、もっとみんなが考えて行動すべき時期がきていると、思う。

