今日は、久しぶりの東京での一人っきりの休日ということで、前から行きたかった「東京都美術館」へ行ってきた。現在「ルーブル美術館展」をやっており、機会があればいきたいなあと、思っていたのである。
フランスの「ルーブル博物館」へは20年ほど前に行ったことがあるのだが、なにがあったのか、あんまり記憶にないのである。むしろそのあとに行った「オルセー実術館」のほうが、ムンクの「叫び」などがあって印象深い程であった。
でも、今回、「東京都美術館」へ足を運んで本当に良かった。ざっと3時間ほど観覧していたであろうか。なにしろ、紀元前2000年ころから19席初めまでを、地中海文明の発展と、支配者たちの変遷の歴史を一気に、実術品を通して解説・展覧しているのであるから、その情報量たるや生半可なものではなかった。
ローマ帝国、オスマントルコ帝国の支配の時代から、一気に近代フランス、イギリスのインド航路獲得ののための覇権争いにまきこまれていく地中海の立場の変化など、学生時代には全く興味のなかった世界史の話が、今日は「砂に水がしみ込むように」なんの抵抗もなく次々と頭の中にはいっていった。こんなに面白い歴史や文化をなぜもっと学生時代に勉強しなかったのだろう。
ただし、15,6歳のころにもし戻ったとしても、やはり勉強しないような気がする。青春時代には、他にもっとやりたいことがたくさんあったような気がするのだ。
そんなことを考えながら府中の東京事務所に帰ってきたら、ちょうど「花火」が上がっていた。毎年、府中競馬場が、市民のために「花火」を上げてくれるのだ。去年も見ていた。最後の30秒ほどが、どこもそうだが、やけくそ気味に残りの玉をいっぺんに上げてしまったような華々しさが、景気が良い感じがして私は大好きである。赤や緑、紫、金色、橙色の花火が重なって花開く豪華絢爛さは、素晴らしいと思う。
思いがけず、ヨーロッパと日本の文化に触れた気がした休日であった。